2020年7月8日に記事を加筆修正ました。
ハウスダンスインストラクターの万里です。
ハウスダンス基本ステップ『シャッフル』が上手く踊れなくて悩んでいませんか?
僕も含め、ハウスダンスを始めたての頃は皆んなこのステップに苦戦してきました。
本記事を読めばシャッフルが驚くほど簡単に踊れるようになるはずです。
上手く踊れなくて悩んでいる人は是非参考にして下さい!
シャッフルの動画とやりかた
- カウント1:左脚を斜め前に蹴る。同時に右足で左方向へ軽く跳ねる
- カウントエン:左脚で着地。同時に右足を右斜め前に蹴る
- カウント2:右足を後ろに下げる。同時に左脚で左方向へ軽く跳ねる
- カウント3:右脚を斜め前に蹴る。同時に左足で右方向へ軽く跳ねる
- カウントエン:右脚で着地。同時に左足を左斜め前に蹴る
- カウント4:左足を後ろに下げる。同時に右脚で右方向へ軽く跳ねる
シャッフル5つのコツ
シャッフルを上手く踊るコツは5つ。
- 常につま先重心
- 真上にジャンプしない
- リズムに強弱をつける
- 体を横に傾けない
- 力を抜く
これらを意識すれば誰でも簡単に踊れます。
それでは詳しく説明していきましょう。
シャッフルのコツ①:常につま先重心
左右へ素早い重心移動をするため、ステップ中は常につま先重心を心がけましょう。
シャッフルのコツ②:真上にジャンプしない
つま先立ちしたら勢い余って床から少し浮いたくらいの感覚で動くと、素早くスムーズに踊ることができます。
『シャッフルが遅くなる』『すごく疲れる』と相談にくるダンサーのほとんどは真上にジャンプしていました。
シャッフルのコツ③:リズムに強弱をつける
全て強いリズムだと動きが遅くなり、逆に全て弱いリズムでは踏ん張りが効かなくなります。
素早くラクに踊るためにもリズムに強弱を付けましょう。
ステップ①②はリズムを弱く、ステップ③はリズムを強く意識してください。
そうすると必要最小限の力でシャッフルが踊れるようになります。
シャッフルのコツ④:体を横に傾けない
蹴った反動で上半身が傾かないように注意しましょう。
体が横に傾くと、細かい重心移動をした時に上半身が置いてかれて動きが遅くなります。
シャッフル中は身体の軸が床に対して垂直になるよう意識してください。
シャッフルのコツ⑤:力を抜く
力が入ると遅くなります。
力を抜いて蹴るとスムーズに踊れます。
シャッフル2つの注意点
シャッフルが踊りにくい時は次のことに意識して下さい。それだけで踊りやすくなるはずです。
ツマ先は斜めに向ける
蹴る時、ツマ先を真横に向けると上半身が横に傾きやすくなります(骨格の構造上)
『シャッフルのコツ④』でも説明しましたが、上半身が傾くと左右の重心移動が遅くなります。
足を蹴る時、ツマ先は斜め前に向けるのを意識しましょう。
蹴る時はひざ下から動かす
太ももから蹴ると軸足は踏ん張って素早いフットワークができなくなります。
力を抜いてひざ下から蹴りましょう。
シャッフルが踊りやすくなる練習
基本ステップ『キック&オープン』と『プル』が踊れれば、シャッフルは格段に習得しやすくなります。
シャッフルがうまく踊れない時はこの2つを練習して下さい。
キック&オープン
ひざ下から蹴る感覚(スナップキック)がつかめます。
プル
カウント3・カウント4の足を引く感覚がつかめます。
シャッフルと同タイプのステップ
シャッフルのようにつま先重心で細かく蹴るステップを紹介します。シャッフルを覚えたら是非チャレンジしてください!
チェイス
レベルの段階的に、シャッフルの次にマスターするのはチェイスになります
ピーターポール
チェイスを立体的に踏むステップ。振り付けで使うと構成に奥行きが出ます。
パウワウ
インディーステップ、インディアンステップとも呼ばれる動き。
シャッフル補足
近年、世界的に流行している『シャッフルダンス』とはランニングマンを主体としたメルボルンシャッフルを主に指します。
ハウスダンスのシャッフルとは違う意味なので注意しましょう。
メルボルンシャッフルで有名なのはこのプロモーションビデオ。
シャッフルの応用ステップ
多くのバリエーションがあるシャッフル。
ここでは代表的なステップを紹介します。
トゥーシャッフル
ツマ先を床にこすりつけるようにしながら踏むシャッフル。
シャッフルまとめ
- 常につま先重心
- 真上にジャンプしない
- リズムに強弱をつける
- 体を横に傾けない
- 力を抜く
シャッフルを楽に素早く踊るコツは以上の5つでした。
この5つのコツさえ意識すれば、あなたのシャッフルは楽に、そしてスムーズに踊ることができるはずです。
シャッフルがうまく踊れないときはこの記事の内容を思い出して試してください。
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みんなでハウスダンスをもっともっと広めていきましょうね!!
シャッフルを使った振り付け
シャッフルが踊れるようになったら振り付けにも挑戦しましょう。
実際に踊らなくても「なるほど。ここでシャッフルを使っているのか」と意識しながら見ればダンスセンスはグングン向上していきます。
最初にシャッフル
振り付けの詳しい解説はこちらに掲載しています。
ラストに立体的なシャッフル
ルーズレッグ直後にシャッフル
分かりづらいけどルーズレッグ直後にシャッフルを入れています。
ラストにシャッフル
『ピーターポール』とつないでいます。シャッフルと同系統のステップなので相性バツグン。
【ハウスダンス基本ステップ】シャッフルのやり方を練習用動画で解説:まとめ
以上がシャッフルを上手に踊るコツの説明でした。
これであなたもシャッフルが疲れずにカッコ良く踊れるはずです。
ぜひ応用・振り付けにもちょうせんしてくださいね!
それでは素晴らしいダンスライフを!