2020年11月13日に記事の更新をしました
ハウスダンスインストラクターの万里です。
「ハウスダンスのチェイスが上手く踊れない」と悩んでいませんか?
今回はそんな人に向けてチェイスのコツと注意点、そして振り付けを紹介していきます。
この記事を読めば誰でもラクにチェイスを踊ることが出来ます。
チェイスにつまずいていたら是非参考にして下さい!
チェイス解説動画:やり方とコツ
初心者向け解説動画【ハウスダンスディクショナリー】
まずはこの動画を見てください。
片側で連続して踏むステップなので、何回も練習すると軸足がしんどくなります。
足の負担を減らして効率よくマスターするためにも、動画で完成形をイメージしてから練習しましょう。
その場で細かく跳ねるハウスダンスの基本ステップ。『チェイス』という名前は『追いかける』ような独特の動きに由来しています。
リズムの強弱が強くメリハリのあるステップのため、このチェイスをベースにダンススタイルを形成しているハウスダンサーも多いです。
チェイスのやり方とカウント
- カウント1:右脚を蹴ると同時に左脚を下げる
- カウントEN:右足の着地と同時に左膝を上げる
- カウント2:右脚を後ろに払うと同時に左脚を着地
チェイスを上手く踊るコツ
チェイスのコツはたった3つ。
- 左脚をしっかり引く
- つま先重心
- 跳ね過ぎない
これだけで誰でもラクに踊れます。
それでは詳しく説明しましょう。
コツ①:左脚をしっかり引く
カウント1でしっかり左脚を引きましょう。引きが甘いとバランスが崩れ踊れなくなります。
コツ②:つま先重心
足を早く動かすためにも、常につま先重心を意識しましょう。
特に着地ではカカトがつかないように注意して下さい。
なれるまではシンドイですが、チェイスのために頑張りましょう!
コツ③:跳ね過ぎない
力まずに軽く跳ねましょう。
ジャンプのように高く飛ぶと動きが遅くなります。
イメージとしては縄跳びを飛ぶくらいの感覚ですね。
チェイスと相性の良いステップ
チェイスと相性が良いのは細かく跳ねるタイプのステップ。
ここでは代表的なステップを紹介します。
シャッフル
ハウスダンスの基本ステップ。チェイスの前に習得しておくとチェイスがラクにマスターできます。

ピーターポール
チェイスに似ているけど、ステップしながら移動するのが特徴です。

パウワウ
インディーステップ/インディアンステップとも呼ばれます。個人的には『パウワウ⇨チェイス』のコンビネーションがメリハリあってオススメ。

チェイスを使った振り付け
チェイスが踊れるようになったら振り付けにも挑戦しましょう。
実際に踊らなくても、動画を見ながら「あ、ここでチェイス使ってるんだな」と意識するだけでダンスセンスはドンドン向上していきます。
中盤にチェイス
チェイスと相性の良いパウワウとつないでいます。チェイスより若干ピーターポールっぽく見えるけど、チェイスだと思って踊ってください。
振り付けの詳しい解説はこちら。

最初にチェイス
チェイスから振り付けが始まります。

チェイスの上級者向け振り付け
この振り付けはトレインやヒールトゥロールなどテクニカルな動きが満載。

チェイスまとめ
ハウスダンス初心者にとってチェイスは難しく感じるでしょう。僕も初心者の頃は苦手なステップの1つでした。
しかしこの記事を参考に練習すれば、きっとラクに踊れるようになるはずです。
焦らずにじっくりと練習していきましょうね!
追記
シューズはファルケンがおすすめ!
靴底のグリップが強いとカウント1で左脚が引きにくくなります。
靴底が滑りやすいシューズを履きましょう。
おすすめはバンズのファルケン。

パウダーを使わなくても滑らかに踊れます。
この記事で詳しく説明しているので「なんか踊りにくいな」と思っている人は是非読んでください!
