2020年10月16日に記事の更新をしました。
ハウスダンスインストラクターの万里です。
この記事はハウスダンス基本ステップ【パドブレ】のリズムとコツを解説していきます。
次のような悩みを持つ人に向けて書きました。
- パドブレがうまく踏めない
- パドブレが音楽のテンポに間に合わない
- パドブレが疲れる
本記事を読めば、これらの悩みは簡単に解決します。
パドブレが踊りにくくて悩んでいる人は是非参考にしてください!
パドブレ動画:リズムとやり方
- カウント1:左脚を左に踏み込む
- カウント2:右脚を左脚の後ろに置く
- カウントEN:両足を揃える
- カウント3:右脚を右に踏み込む
- カウント4:左脚を右脚の後ろに置く
- カウントEN:両足を揃える
パドブレを上手く踊るコツ
ハウスダンスのパドブレのコツは3つ。
- カカトから踏み込む
- カウントENはつま先重心で足を揃える
- 跳ねない
それぞれを解説していきます。
カカトから踏み込む
パドブレが遅い人は踏み込みを見直してください。
カウント1・カウント3は靴底の『面』ではなく、カカトのピンポイント、つまり『点』で着地するように意識しましょう。
ハウスダンスはテンポが速いため、靴底全面でベタッと踏むと素早く動けなくなります。
踏み込みは歩く時と同様にカカトから着地しましょう
カウントENはつま先重心で足を揃える
パドブレがうまく踏めない人に一番多いのがコレ。
カウントENではしっかり両足を揃えましょう。その時はつま先重心を意識してください。
それだけで劇的に踊りやすくなります。
足を揃える時はつま先重心
くれぐれも忘れないように!
跳ねない
パドブレが疲れるなら、ステップ時に跳ねているかもしれません。
跳ねないように注意しましょう。
パドブレは左右に大きく重心移動をするステップ。跳ねながら踏むと足がパンパンになりすぐに疲れてしまいます。
頭の高さが変わらないように意識すると跳ねずに踊れます。
それでもパドブレが踊りにくい時は…
以上3つのコツを意識してもパドブレが踏めない。それは姿勢が原因かもしれません。
ステップ中に猫背になっている可能性があるので身体を起こしましょう。
ダンスに慣れていないと不安で先生や自分の足元をみながら踊ってしまいます。
しかし、それでは背中が丸くなり重心バランスが崩れて一気に踊りにくくなります。
身体を起こして踊ってください。
ココまで読んだあなたなら、きっと足元を見なくても踊れるはず!
他ジャンルのパドブレとの違い
次は各ジャンルでのパドブレを見比べていきましょう。
他ジャンルのパドブレを理解することで、ハウスダンスのパドブレがより深く理解できるはずです。
バレエ
パドブレの本家、バレエです。
つま先立ち(ルルベ)で足を交互に入れ替えて移動します。
ジャズダンス
ジャズダンスでのパドブレはバレエに似ています。
足を付け根から大きく動かし、両足は揃えずにつま先立ちも高い。
全ジャンルで一番ダイナミックな印象です。
ヒップホップ
靴底の全面でベタッと踏みます。
深く沈むように踊るため重い印象になりますね。
ブレイクダンス
ブレイクダンスのパドブレが一番パワフル。
このステップもパドブレだと知った時は驚きました。
パドブレのバリエーション
ハウスダンスにはパドブレのバリエーションが多く存在します。
ここでは代表的なものを紹介します。
クロスローズ(ロング)
パドブレを連続して踏むことで長距離移動するステップ。
パドブレターン
パドブレを踏みながら回る動き。『ステップターン』とも呼ばれます。
ピポッドパドブレ
カカトを軸にツイスト(ピポッド)しながら踏むパドブレ。上級者向けステップです。
スクリブルフット
高速でパドブレを踏むステップ。体幹の安定がカギになります。コレも上級ステップ。
パドブレを使った振り付け
パドブレが踏めるようになったら、いよいよ振り付けにも挑戦しましょう!
【初心者でも簡単!】ハウスダンス基本ステップパドブレのやり方と振り付け:まとめ
パドブレを上手く踊るコツは3つ。
- カカトから踏み込む
- カウントENはつま先重心で足を揃える
- 跳ねない
それでも踊りにくければ姿勢を見直しましょう。
これだけで簡単にパドブレが踊れるようになります。
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みんなで一緒にハウスダンマニアを増やしていきましょうね!