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不器用なダンサーの話

日常での雑記
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【2016年3月26日の日記】

23日、今年も無事に歳を重ねることができました。
これもいつも見守ってくれてる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます。

僕が産まれた時は、関東は記録的大雪に見舞われてました。

母をはじめ、産婦人科の先生達もみんな『何もこんな日に産まれなくても』と言ってたみたいです。

こちらとしては
『世間では記録的とか騒いでるからフェスティバルなんじゃね?このタイミングで産まれたらなんかすごいんじゃね?』くらいの軽いノリだったと記憶してます。

しかしいざ外に出てみたら(出産)僕が思ってたほどフェスってませんでした。
どうやら僕は昔から天気が裏目に出るタイプだったんですね。
サンキューゴッド。

今年の誕生日はちょっと暑いくらい。
葛飾の帰り道も綺麗な夕日でした。

夕日を見ながらぼんやりと考えてみました。

産まれた時は、誰も僕がダンサーになるなんて
予想もしてなかったんだろうな。

昔から不器用だったし。
それに人に何かを教えたりなんて絶対無理だったし。

なんてね。

でもダンサーになれました。

『僕の踊りを観たい』という人がいるおかげで僕は踊ることができます。
『僕の知識を知りたい』という人がいるおかげで僕は教えることができます。

僕が『これしか自分には出来ない』と思っているものを、
みんなが『これは貴方にしか出来ない』と言ってくれるおかげで僕はダンサーになれました。

僕がみんなを踊れるようにしたんじゃなくみんなが僕を躍れるようにしてくれたんです。

おかげで毎日を楽しく過ごせてます。
結果、毎日がフェスティバルですよ。
天気関係なしにフェスってます。

幸せに歳を重ねることができるのも
本当に、本当にみんなのおかげです。
心から感謝です。

ありがとう。

ダンスしかできない不器用なダンサーですが
これからも、どうぞよろしくお願いします。

 

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