この記事はハウスダンス基本ステップ、サルサステップのやり方とコツについて書いています。
サルサステップは個人的にはハウスダンスのステップ中で1番おススメのステップです。
その理由は、楽なステップなのに見栄えが良くて個性も出せるから。
見た目の派手さと細かいフットワークの割にスタミナ消費が少なく、バリエーションも豊富なので自分のダンススタイルに合わせて柔軟に変化させることも簡単にできます。
つまりショーなどのルーティン(皆んなで合わせる振り付け)だけではなく、ソロパートやバトルでオリジナルスタイルのサルサステップをやれば『オイオイあいつのサルサステップなんかエグいな見たことないぞ』とインパクトを与えることだって可能なんです。
だからサルサステップは1番おススメ。
この記事でサルサステップの基本をしっかりマスターして、ぜひあなたのオリジナルスタイルまで発展させてください!
サルサステップとは
サルサステップとは、名前の通りサルサダンスから生まれたステップ。
同じくサルサ発祥のステップ【サルサホップ】と同じくラテンテイストが溢れるハウスダンスステップです。
基本的に前後に踏むことが多いですが、斜めに踏み込むことでより立体的に見せる事ができます。
僕が今回踊っているのも斜めですね。
斜めに踊る場合は踏み込みと蹴り足(動画のステップ①とステップ②)のタイミングが同時になると別ステップ【サイドウォーク】になってしまうので、両ステップの特徴をしっかり理解して混同しないよう注意しましょう。
サルサステップのやり方と解説
動画
やり方ステップ①:左足を踏み込む(カウント1)
ステップ②:右足を膝下から力を抜いて蹴る(カウント1エン)
ステップ③:右足を引く(カウント2)
ステップ④:左足を揃える(カウント2エン)
左右繰り返し
サルサステップのコツと注意点
サルサステップをマスターするための意識は3つ。
- 裏のリズム
- 蹴り方
- つま先で移動
です。
それでは詳しく説明しますね。
裏のリズム
蹴るタイミングは裏のリズムで蹴りましょう。
そうすることで動きがシャープになって細かいリズムを表現することができます。
どれだけ裏のリズムをキックで表現できるかがサルサステップのクオリティになるので、蹴るときは裏のリズムを強く意識しましょう。
蹴り方
蹴るときのポイントは、力を抜いてひざ下から軽く伸ばすイメージで前方に蹴ることです。
サルサステップが遅くなるほとんどの場合、力一杯に上へ蹴り上げている可能性があります。
蹴ったときに蹴り足のひざの位置が上がらないように注意するとうまく踊れるはずです。
また、蹴ることよりも戻すことを強く意識するとより動きにキレが出ます。
もしあなたが力を抜いて蹴っているのにテンポに遅れる、もしくはステップがモタついて見えるようだったら引くことを強く意識してみてください。
【力を抜く】【戻す】の2つを意識するだけでも動きは相当改善されるはずです。
つま先で移動
ステップ③④はつま先に重心をのせて移動しましょう。
カカトに重心がのるとステップ全体が暴れているように見えるだけでなく、反対側への踏み込みが遅くなり曲のテンポに間に合わなくなります。
『サルサステップを単発なら上手く踊れるけど連続で踏むと次第に雑になる』
という場合は、つま先重心での移動を心がけてください。
サルサステップまとめ
- 裏のリズム
- 蹴り方
- つま先で移動
以上がサルサステップをマスターするための意識は3つでした。
これらを意識すればサルサステップは楽に踊ることができます。
しかしこれはまだ始まりの段階。
基本を正確にマスターしたら、今度はあなたのオリジナルスタイルに挑戦してみてください。
きっとステキな、もしくはエグいサルサステップが出来上がるはずです。
それではくれぐれもケガをしないよう、頑張って練習しましょう!