どうも。ダンスインストラクターの万里です。
『ダンスレッスンのステップや振り付けが覚えられない』
なんて悩んでいませんか?
ダンスの振り付けが覚えられない原因は大きく分けて3つ。
- 覚えることが多すぎる
- 音楽に合わせて動けない
- 動きがイメージできない
この記事ではが振り付けを覚えられない原因と解決策、そしておすすめの練習方法を初心者でもわかりやすく解説しています。
僕が現在担当しているレッスンは年間1200本以上。
そのレッスンで実際にレクチャーしている内容だから効果は保証済みです。
ぜひあなたがレッスンを受ける時や自主練の参考にして下さい。
きっと振り付けがスムーズに覚えられるようになり、ダンスがもっと楽しくなるはずです!
覚えることが多すぎて頭に入らない時の解決方法
一度に振り付けを覚えようとすると脳にストレスがかかり、逆に覚えられなくなります。
いわゆる『頭に入らない』という状態。
レッスン中にこの状態になるとかなり焦ると思います。
そんな時はステップや振り付けを細かく分解してください。
ダンスは複数のステップや振り付けから構成されているため、最初から全体像を理解するのはかなりハード。
一度に覚える情報量(動き)を少なくして脳のストレスを減らしましょう。
分割する時の目安は、初心者ならば最大4カウントまで。
ダンスに慣れてきたら覚える量を少しずつ増やしてみてください。
音楽に合わせて踊れない時の解決方法
振り付けは音楽のリズムやメロディに合わせて動くことで覚えやすくなります(小説の丸暗記は難しいけど歌の歌詞ならラクに覚えられるのと同じですね)
逆に言えば、音楽に合わせて動けなければ振り付けはなかなか覚えられません。
音楽に合わせて動けない原因として
- 音楽に合わせて動くことに慣れてない
- 音楽のリズムが理解できない
- 踊ることに集中しすぎて緊張している
などが考えられます。
解決策としてリズムトレーニングがオススメ。
音楽に合わせて簡単な動きから慣れてい来ましょう。
僕が入門クラスのレッスンで実践しているトレーニング方法を3つ紹介します。
どれもカンタンにできるので日常生活に取り入れてみてください。
すぐにリズム感がついて振り付けが覚えやすくなるはず!
リズムトレーニング①:音楽に合わせて手を叩く
ビートのリズムに合わせて手を叩きます。
シンプルな練習方法ですが効果はバツグン。リズム感の基礎を作る事ができます。
手を叩く時は力を抜いて一定のテンポをキープして下さい。
慣れたてきたら表と裏のリズムを切り替えて叩いてみましょう。
リズムトレーニング②:音楽に合わせて歩く
部屋の中でもどこでも構いません。音楽に合わせて歩いてください。
これは音楽に合わせて脚を動かす重要な練習です。
最初はリズムを意識し過ぎてぎこちなくなるかもしれませんが、すぐに慣れるはず。
手を叩く時と同様に力を抜いて一定のテンポをキープしましょう。
外を歩く時は周囲に気をつけてくださいね。
リズムトレーニング③:音楽に合わせてうなずく
音楽に合わせて小さくうなずきましょう。
頭を表のリズムで倒し、裏のリズム(And カウント)で頭を起こします。
うなずく大きさは自分しかわからない程度で十分。
ヘッドバンキングのように大きく振る必要はありません。
僕は電車内や歩きながらよくやっていました。
これに慣れると踊る時に脱力できるようになります。
音楽に合わせて動くためには、まずは音楽のリズムやビートを理解することが大切。
リズムトレーニングで音楽に合わせて動けるようになれば振り付けもスムーズに覚える事ができます。
踊りたい動きがイメージできない時の解決方法
振り付けを覚えようとしているけど、頭の中でどうしても動きがイメージできない、何をしたらいいかわからないといった状態。
ダンス経験の浅い初心者に一番多いかもしれません。
そんな時はイメージトレーニングです。
レッスン前に自分が踊りたいジャンルや先生の基礎ステップや基本コンビネーションの動画をみてイメージトレーニングをしましょう。
ダンスにおけるイメージトレーニングの手順を説明します。
イメトレ手順①:お手本を見る
お手本の動画をよく見ましょう。
開く脚の幅や身体の向き、重心はどこにあるかなど細かい部分まで意識しながら観察するように見てください。
イメトレ手順②:思い出す
目を瞑り、頭の中でお手本の動きを鮮明に思い出してみましょう。
ポイントは細部まで正確に思い出すこと。
曖昧なイメージはダンスに変なクセがつくため、お手本の動きをハッキリ思い出せるまで手順①と②を何度も繰り返します。
イメトレ手順③:自分に置き換える
自分が踊ってるイメージをしましょう。
顔はもちろん、表情から服装まで完璧に自分に置き換えてください。
踊っている場所やアングルまで正確にイメージできたらイメージトレーニングは完璧。
イメトレ手順④:アウトプットする
最後はイメージ通りに実際に動いてみましょう。
アウトプットしなければ頭の中のイメージはすぐに消えてしまいます。
「こんな感じだったかな」と曖昧に動くのではなく、お手本のイメージを忠実に再現するつもりで繰り返し練習してください。
基礎ステップや基本コンビネーションのイメージがしっかり掴めていれば、レッスンでも「この振り付けは〇〇ステップの応用だな」とスムーズに理解できるはずです。
初心者がレッスンの振り付けを覚えられない原因と解決方法:まとめ
ダンスレッスンで振り付けが覚えられない原因は3つ。
- 覚えることが多すぎる
- 音楽に合わせて動けない
- 動きがイメージできない
振り覚えが良くなるための解決方法は3つ。
- 分解して少しづつ覚える
- リズムトレーニング
- イメージトレーニング
最後に、ダンスレッスンでの振り付けを覚えるのに一番大切なのは『ダンスに慣れること』です。
最初のうちは誰だって緊張して振り付けなんか覚えられません。だから慌てなくても大丈夫。
自主練する時はゆっくりなテンポの曲で繰り返し反復練習してください。
地道に練習を重ねることで必ず振り付けを覚えることができます。
「もっとダンスが踊れるようになりたい!」
という人は、ぜひ僕のレッスンにご参加ください。
初心者にもわかりやすく丁寧にレクチャーしていきます。
レッスンスケジュールはこちら。
いつの日か、あなたと一緒に踊れるのを楽しみにしています!