2020年6月12日に記事の加筆修正をしました。
家族同然のペットとの別れは辛いものです。
僕も大好きな飼い猫(大河)が亡くなった時は本当にツラくて立ち直れないかと思いましたが、これから紹介する方法のおかげで苦しいペットロスを乗り越えることができました。
それは
- 感謝する
- ポジティブな言葉を口に出す
- 再会を信じる
の3つ。
あなたがペットロスを乗り越えられないなら、この方法を参考にしてください。
本記事でその深い悲しみが少しでも軽くなってくれれば、と願います。
【ペットロス対策・対処】感謝する
僕が1番助けられたのがこの『感謝』です。
ペットと別れる時が来たら「ありがとう」と感謝を伝えてください。
「こんなに悲しいのに感謝なんて出来るわけない」と思うでしょう。
ツラいのはわかります。だけどペットに感謝を伝えてください。
人間の脳は感謝してる間はネガティブな感情が抑制されるようになっています。
感謝を伝えることで深刻なペットロスを防ぐことが出来るのです。
僕のケース:感謝したら喪失感が消えた
僕も愛猫の大河が亡くなった時、ボロボロ泣きながらありったけの感謝を伝えました。
「ウチに来てくれてありがとう」「通院を頑張ってくれてありがとう」「今まで僕達に付き合ってくれてありがとう」
最初は無理やりでしたが、 感謝するたびに絶望感や喪失感でドロドロしていた胸の奥がジンワリと暖かくなるのを感じました。
ドロドロをかき消すように感謝を伝え続けると、やがて『愛猫を失って悲しい』よりも『こんな素敵な時間を過ごせたなんて、僕は本当に幸せ者だったんだ』と思えるようになり、最後は穏やかな気持ちで「ありがとう」と言えました。
ーー悲しみに押しつぶされそうになったら、ありったけの感謝をペットに伝えてください。
それが悲しみに立ち向かう最強の方法です。
そして感謝の言葉は必ずあの子にも届いています。
僕たちには見えないし聞こえません。だけど必ずどこかでノドをゴロゴロ鳴らしたり、シッポをパタパタと振っているはずです。
【ペットロス対策・対処】ポジティブな言葉を口に出す
ペットロスで苦しい時、しんどい時は「アイツほんとうに可愛かったな」「面白い子だったな」「毎日飽きなかったな」と楽しかった記憶を思い出してポジティブな言葉を口に出してください。
脳は自分で発した言葉の影響を強く受けるため、ポジティブな発言をすればプラス思考になります。
ペットと過ごした記憶が楽しいほど思い出すのはツラく、写真すら見られないという人もいるでしょう。
悲しければ「悲しい」、ツラければ「ツラい」と素直に口に出しても構いません。
ただし最後は必ず
「でも一緒に過ごせて楽しかった」
「だけど幸せな生活だった」
と楽しい記憶と言葉で締めくくってください。
脳は最初の言葉よりも最後の言葉に強い影響を受けます。
これでマイナス思考に引き込まれず前向きになれるはずです。
僕のケース:言葉に出したら不安が軽くなった
テレビを観ていると突然涙がこぼれたり、夜中に目が覚めて眠れなくなったり…
愛猫が亡くなってから急にフラッシュバックして悲しみや不安に襲われることが何度もありました。
そんな時、一緒に過ごした楽しい記憶を思い出しながら「本当に可愛かったなぁ」「幸せだったなぁ」と呟くと、不安だった心がスゥッと軽くなったんです。
ーー『悲しい記憶』を乗り越える最大の武器は『楽しい記憶』です。
苦しい時はペットと過ごした楽しい記憶を思い出し、口に出してください。
きっと楽になるはずです。
ペット達は自分が去った後もあなたが寂しい思いをしないように、素敵な思い出を沢山残してくれたのですから。
【ペットロス対策・対処】再会を信じる
ペットの都市伝説では『虹の橋』が有名ですが、僕が救われたのは次の都市伝説です。
『ペットは、大好きな飼い主に会うためなら何度でも生まれ変わる』
ペット達は満足して天国に逝くと「ご主人との生活めっちゃ楽しかったわー!またよろしくたのむわー!!」という感じで再び飼い主のもとに戻ってくる、というお話です。
ものすごく素敵な話じゃないですか。
再会する時、あの子は違う毛皮かもしれないし、違う動物かもしれない。そもそも動物じゃなく『縁』や『運』といった存在かもしれません。
だけどもう一度、あの子と逢えるんです。
「二度と会えなくなるワケじゃない」
僕はこう考えるだけでかなり心が軽くなりました。
ーー『ペットは、大好きな飼い主に会うためなら何度でも生まれ変わる』
ただの都市伝説かもしれません。だけど僕はこの伝説を信じることで救われました。
だからあなたもこの伝説を信じて、ペットを「さよなら」ではなく「またね」と送り出してください。
あの子との別れを悲しむよりも、あの子との再会を楽しみに待っていてください。
最後に:ペットロスを乗り越えるには『時間』が必要
「どうしてペットロスから立ち直れないんだろう」と悩んでいませんか?
そんな時、どうか「なんて私は弱いんだろう」と自分を責めないでください。
ペットロスがひどかったり、いつまでも引きずるのはメンタルが弱いからではありません。
大切なパートナーを失って悲しいのは当たり前。
あなたが優しい人だから、こんなに悲しいんです。
あなたが本気で愛したから、こんなに悲しいんです。
受け入れられないなら無理に受け入れなくてもいいし、忘れられないなら無理に忘れなくてもいいんです。泣きたくなったら我慢せず泣いてください。
「こんな悲しい気持ちがいつまで続くんだ」と不安になるでしょう。
だけど決して焦らないでください。
ペットロスを乗り越えるには時間が必要なんです。
どれくらいの時間がかかるかは個人差ですが、必ず乗り越えることが出来ます。
ただしネガティブな感情や言葉、自責、後悔はペットロスを長引かせる原因になるので、それらが出てきそうになったら今回紹介した
- 感謝する
- ポジティブな言葉を口に出す
- 再会を信じる
を実践してください。
きっと心が軽くなるはずです。
あなたの深い悲しみが早く癒えるのを、そしてペットロスを乗り越えた経験があなたの人生の大切な宝物になるように願っています。
そしてあなたが大好きなあの子と再び逢えるのを、心から願っています。