この記事は30代以降の男性とボーイズライクな着こなしをしたい全ての女性に向けて、現役プロダンサー兼デザイナーの万里がダンスの衣装やレッスン着のコーディネートを解説していきます。
- ダンスの格好がなぜか子供っぽくなってしまう
- 若い頃に着ていたダンスウェアが最近似合わなくなってきた
- ダンスレッスン受けたいけど若い子に笑われる格好はしたくない
- 大人ってどんな服装でダンスすればいいのかわからない
ハウスダンスマニア新シリーズ【アラサーからのダンスファッション講座】ではあなたのそんな悩みをサクッと解決していきます。
オシャレなダンスファッションに一番必要なものは?
「ファッションってセンスだから」
「かっこいい服はお金かかるから」
「所詮は顔だから」
そう諦めていませんか?
いいえ。
実はファッションに一番必要なのは『ロジック(理論)』なんです。
もしあなたが現在ダンスファッションで悩んでいるなら、それは
センスが無いからでも、
お金がないからでも、
顔が悪いからでもなく、
ただロジックを知らないだけなんですよ。
このロジックさえ理解してしまえば、オシャレなんて簡単に手に入り「カッコいい!」と言われるようになります。
【アラサーからのダンスファッション講座】でダンスだけでなく服装も魅力的なダンサーになりましょう!
第1回目の講座では、オシャレなコーディネートの前に大人ダンサーが最低限注意したい3つのポイントを紹介します。
それは
- 清潔感に注意
- ドレス感に注意
- やり過ぎに注意
の3つ。
オシャレな格好をするテクニックはシルエットやカラー、視覚効果などありますが、まずはこの3つの注意点を意識するようにしてください。
ダンスファッションポイント1:清潔感に注意
流行やトレンドに関係なく人前に出るうえで最低条件である清潔感。
とにかくファッションではこの『清潔感』を最優先してください。
『本当に清潔』な事は当然ですが『清潔に見える』事もすごく重要なんですよ。
特にダンスのように大量に汗をかく場面では、清潔感のない格好で汗だくになると実際はそうではなくても「不潔だな」「汗臭そうだな」と思われてしまいます。
清潔感で気を付けるポイントとは具体的には
- トップスの首元やスソは伸びてないか
- 服は色あせてないか
- パンツにピル(毛玉)ができてないか
- シワはないか
- シミや汚れは付いていないか
- 悪臭はしないか
などですね。
まずはこの『清潔感』が大人のダンスファッションの大前提になるので、鏡の前でコーディネートを確認する時はまず最初に「清潔に見えるかどうか」を意識しましょう!
清潔感の出し方はこの記事に詳しくまとめたので参考にしてください。
ダンスファッションポイント2:ドレス感に注意
ポイント2つめはドレス感。
ダンスファッションが子供っぽく見える原因の1つはコーディネートが『カジュアル過ぎる』からなんですね。
これを改善するのがズバリ『ドレス感』なのです!
ファッションのテイストとは大きく分けて『ドレス』と『カジュアル』の2種類になります。
分かり易く説明すると、100%ドレス寄りにした場合ビジネススーツのようなカッチリした印象になり、逆に100%カジュアル寄りにした場合はラフな私服のように子供っぽい印象になります。
そして通常ファッションはこの『ドレス』と『カジュアル』のバランスを取ってコーディネートするのですが、ダンサーは動きやすさ重視のために大きめのTシャツに太めのスウェットパンツ、そして足元はスニーカーといった『100%カジュアル』なコーディネートになりがちなんですね。
そしてこの『100%カジュアル』なコーデこそが子供っぽく見える原因なのです。
では、どうすれば子供っぽさから脱却し、大人っぽいオシャレなダンスファッションになるのか。
それはカジュアル感の強いダンスウェアに『ドレス感』をプラスすること。
そうすることで一気に大人っぽい雰囲気になるんですよ。
具体的な対策としては
- ゴテゴテしたスニーカーをシンプルなモノトーンにする
- ブカブカのパンツをやめてタイトめな黒のジョガーパンツにする
- 全体のコーディネートの色数を減らしてダークトーンにまとめる(黒ずくめという訳ではない)
などがあります。
くれぐれも全体のコーディネートがカジュアルに寄り過ぎないよう『ドレス感』に気をつけてください。
それだけで十分に大人っぽい雰囲気になり、グッとオシャレになりますからね!
この記事でドレス感の出し方、大人っぽいコーデの仕方を詳しく解説しているので参考にしてください!
ダンスファッションポイント3:やり過ぎに注意
最後の注意点は『やり過ぎに注意』です。
実はこれが服装に悩んでる大人ダンサーに1番多いパターンなんですよ。
例えば、大人がストリート風のプリントTシャツを着たりダンサーアピールが強すぎる格好をすると、どうしても『頑張ってる感』が出て必死さが伝わってしまいます。
頑張ることも必死なのも悪いことではないのですが、大人でそれをやってしまうと「余裕がなさそう」という印象を受けてしまいます。
大人なら『必死さ』ではなく『余裕』を感じさせたいですよね。
なので、ファッションはくれぐれもやりすぎないように注意しましょう。
実際に今まで僕が服装の相談を受けてきた人達の中でも、この『やり過ぎ』をやめただけでファッションの悩みが解決した人がかなり多かったです。
具体的な『やり過ぎ対策』としては、コーディネートする時はダンスやダンサーを連想させるアイテムは全身で1アイテムに抑え、キッズダンサーのような露骨なデザインのプリントTシャツを避けてみましょう。
これだけでかなり『頑張ってる感』や『必死さ』は解消されます。
他にもダンサーにありがちな『やり過ぎ』の例としては
- 柄が多過ぎ
- 全身がカラフル過ぎ
- 色が派手過ぎ
- サイズが大き過ぎ
などが挙げられるので、コーディネートに悩んでる人は心当たりがないかチェックしてみてください。
「あの人、もしかしてダンサーじゃない?」と想像させるくらいの格好の方が余裕がありカッコいい印象を与えるのです!
次の記事でもやり過ぎコーデの注意点を詳しく解説しているので読んでくださいね。
アラサーからのダンスファッション講座:大人ダンサーが注意する3つのポイント:まとめ
注意点1:清潔感に注意
鏡の前で「清潔に見えるかどうか」を必ず確認しよう!
ドレス感に注意
コーディネートがカジュアルに寄り過ぎないよう『ドレス感』をプラスしよう!
やり過ぎに注意
やり過ぎなダンサーコーデをやめて大人の余裕を演出しよう!
以上が大人ダンサーがファッションで最低限注意したい3つのポイントでした。
まずはこの3つを徹底的に意識してください。
それだけでグッと大人っぽくオシャレなコーディネートになるはずです。
次回からは大人ダンサーがオシャレに、そしてカッコよくなるためのファッションロジックをより細かく解説していくので楽しみにしていてくださいね!
最後まで読んでくださってありがとうございました!