大臀筋とは臀部(お尻)の大きな筋肉で、主に股関節を動かす時に活躍する。
脚の動きに大きく関与する超重要な筋肉のため特にステップ中心のハウスダンサーは心して読むように!
大臀筋とは?
場所 | お尻の後ろ |
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主な働き | 脚を後ろに引く・つま先を外へ向ける |
メインで使用するダンス | ツーステップクロス/サルサステップ/サルサホップ(ジョーイ)/トライアングル/パドブレ/サイドスウィング/サイドウォーク/クロスローズ/ピポッド/トレイン/ドルフィン/ダブルドルフィン/スライド(テリー) |
鍛えるメリット | ステップが正確になり動きが滑らかになる・美尻効果がある |
ステップの要となる筋肉
大臀筋の主な仕事は脚を出す・引く・開く・閉じる・回す(ツイスト)となるため、ほぼ全てのステップで活躍する。
『大臀筋=ハウスダンス筋』だと思っても差し支えないだろう。
つまり我々ハウスダンサーは『尻で踊る』と言っても過言ではないし、そういう意味では「ハウスダンスはヒップホップよりヒップがホップだ」とも言えるだろう。
(ただし今の発言を本当に口にすると「アイツなんかヤベェ」となり孤立する上に、万が一このサイトに書いてあったと言おうものならほぼ確実に炎上するので「ヒップホップ云々」の言葉は諸君らの胸の中にそっとしまっておいてくれ)
股関節を動かす大臀筋が弱くなると正確に脚が動かせなくなり、結果的にステップがぎこちなくなる。
そこで紹介したいのは自宅でできる大臀筋のトレーニングだ。
大臀筋トレーニング動画とメリット
大臀筋を鍛えることで得られるメリットは2つある。
1つ目は大臀筋が使えるようになることで股関節が動き、力強いハードステップからスピーディーで細かいステップまで自由自在に踊れるようになる。
2つ目のメリットは美尻も手に入るのだ。
もう一度言おう。
美尻も手に入るのだ!!
ダンスだけでなくファッションなど常に『カッコいい』を追求している我々ダンサーにとって、ダンスのレベルアップと同時に素晴らしいルックスまでも手に入るなんて夢のようなトレーニングだと思わないか!?
「ハウスダンス界で最も美尻なダンサーは万里さんをおいて他にいない」というのは業界でも周知の事実だが、諸君らにも是非ダンサー兼プロ美尻スト(ビジリスト)を目指してもらいたい。
それでは大臀筋のトレーニング動画を紹介しよう。
ドンキーキック
まずはヒップトレーニングの代表的な種目、ドンキーキックだ。
勢いをつけずに行い、上げた脚を下げる時はヒザが床につかないよう注意するのだぞ。
スパイン・ヒップリフト
腰に痛みがなければこれもオススメだ。
大臀筋に必要なのは筋力だけじゃない!?お尻ストレッチ
ハウスダンサーならば筋力トレーニングと同じくらい意識して取り組んで欲しいのは大臀筋のストレッチだ。
諸君らにこの言葉を送ろう。
「お尻の柔らかさはステップの柔らかさ」
まずはこの言葉をベッドサイドに飾ってある私の写真を見つめながら10回唱えてくれ。
話はそれからだ。
ーー唱え終わったようだから講義を続けよう。
大臀筋は股関節を動かす筋肉のため、この筋肉が硬くなると股関節の可動域が極端に狭まり『股関節を曲げる』『脚を前に出す』といった動作がやりにくくなってしまう。
サルサホップやパドブレなど足を前に出したり踏み込むステップが苦手な人は大臀筋の柔軟性が低下しているのが大きな原因と考えられる。
特に普段はデスクワークや立ち仕事がメインの人は大臀筋が凝り固まりやすいのでダンス前後の入念なストレッチを心がけよう。
なんなら朝起きた時や寝る前、仕事の合間にストレッチ習慣をつけても良い。
それくらい大臀筋の柔軟性はハウスダンサーに重要なのだ。
ステップが無意識に小さくなってたり動きにメリハリがないと悩んでいるなら、大臀筋のストレッチで大幅に改善される可能性があるので是非試してみてくれ。
大臀筋トレーニングまとめ
- 大臀筋はほぼ全てのステップで活躍する『ハウスダンス筋』である
- 筋力と柔軟性が低下すると股関節の可動域が狭まりステップが小さくなったりぎこちなくなるため大臀筋はトレーニングと同じくらいストレッチが重要
以上で大臀筋の講義はおしまいだ。
そしてこれだけは忘れないで欲しい。
今回の講義を境に諸君らはステップが格段に上達するだけでなく、かなりの確率で美尻になるため「最近お尻が上がったよねー」などと周囲から褒められ「何か特別なことしてるの?」と質問責めにあうだろう。
その時にいろんな情報を省略して「お尻が上がったのは万里さんのおかげ」なんてうっかり言おうもんならこのサイトだけでなく私個人までほぼ確実に大炎上するので、質問を受けた際はきちんとこのサイトの素晴らしさを宣伝しておくように!
それでは次の講義で会おう!