ここはハウスダンス上達のためなら血反吐を吐き泥水をすすることも苦としない奴らが集まり、日々ハウスダンス道を極める場所
ハウスダンス道場
である。
そして私が師範の万里だ。
自己紹介がわりのムービーを紹介するのでよかったら目を通してほしい。
ここハウスダンス道場では諸君らを屈強なハウスダンサー、いやハウスダンスマニアにすべく『ハウスダンスに必要な筋トレ』を中心にビシバシと指導していくので覚悟するように。
道場内では私の口調も変わり、時として厳しい言葉遣いにもなるがそれは愛のムチなので理解してくれ。
それでは第1講はフロアー、特にドルフィン系の技で重要な役割を果たす大胸筋について解説していこう。
ダンスで大胸筋を鍛えるメリット
筋肉の場所 | 胸の筋肉 |
---|---|
主な働き | 腕を肩よりも高く上げる。 |
メインで使用する動き | フロアー・ドルフィン(シャチ) |
鍛えるメリット | ドルフィンを中心としたフロアーがやりやすくなる |
大胸筋を鍛える事で見栄えが良くなるだけでなく、フロアーやアクロバット、特にドルフィン系(シャチとも呼ぶ)が楽に出来るようになる。
特にハウスダンスのフロアームーブはドルフィンを軸に組み立てるものが多いため、アクロバットを主体とするハウスダンサーは日々トレーニングしなければならない。
もし君がここまで読んで「じゃあ腕立て伏せすれば良いんだな」と腕立て伏せをしようとしたなら、私はうつ伏せになった君を優しく起こし身体に着いたホコリを入念に払ってからその口に溢れるほどのプロテインをブチ込み「超回復!」と連呼して再びうつ伏せになるまで顔面に張り手を食らわすことになるだろう。
最後まで落ち着いて読んでほしい。
たしかに腕立て伏せで大胸筋を鍛える事は可能だが、重要なのは大胸筋の『どこ』を鍛えるかだ。
大胸筋とは大きく分けて上部・中部・下部・内部・外部の5つに分類できる。
そしてハウスダンスの代表的なフロアー、ドルフィンを行うには上部の筋力が必要になってくる。
この筋肉が弱いとドルフィンがすぐに潰れてしまったり独特の『潜るような動き』が出来なくなり、『ただの片足をあげた腕立て伏せ』に見えてしまうのだ。
ハウスダンサーならば闇雲に腕立て伏せをするのではなく、大胸筋上部にアプローチした腕立て伏せに挑戦して欲しい。
大胸筋上部トレーニング参考動画
これらの動画で紹介しているプッシュアップをする際にプッシュアップバーを使うと大胸筋への負荷が高くなり、よりマニアックなフロアーも可能になるので是非挑戦してみてくれ。
ちなみにプッシュアップバーでのデクラインプッシュアップを習慣づけるとこんな変態的なフロアーが簡単にできる。
10年以上前のショーケースムービーで紺色のパーカーで最初に腕立てをしてるのが私だ。
今改めて観るとこれをハウスダンスと呼んでいいのか解らないレベルのフロアーだが気にしないでほしい。
あの頃は私も若くてどうかしていたのだ。
ちなみに大胸筋が凝り固まると猫背の原因にもなってしまうのでトレーニング後のストレッチも忘れずに行うように!
大胸筋トレーニングまとめ
- 大胸筋をトレーニングする事でフロアーがキレイに出来るようになる。
- 特に大胸筋全体でなく上部にターゲットを絞ってトレーニングを行うとドルフィン系がスムーズにマスターできる。
今後ドルフィンを練習する、もしくは現在練習しているがうまく出来なくいと悩んでいたらこの大胸筋上部を鍛えてみてくれ。
きっと驚くほど簡単にドルフィンが出来るようになるはずだ!
それでは第2講でまた会おう!