やぁ諸君、万里だ。
今回はハウスダンスをカッコよく見せるトレーニング方法を紹介しよう。
…正直、今回はこのトレーニングを発表しようかギリギリまで悩んだ。
なぜなら「ダンスをカッコよく見せたい」という願望は全ダンサー共通の願いにも関わらず、そのためには何が必要かを理解しトレーニングを行なっているダンサーはごく少数であり、そんなある意味『秘伝』とも言えるようなトレーニングをこんなアクセス数の多いブログで公開した日には「テメェ何ネタバレしとるんじゃゴルァ!」と他のプロダンサー達に自宅突撃されるのはほぼ確実なのだ。
しかし私は「すべてのハウスダンサーに光を」という信念のもと、意を決してこのトレーニングを発表することにした。
もしかしたらこのブログを最後に私は抹殺されるかもしれない。
それでも、命に代えても私は諸君らにこのトレーニングを伝授したい。
そのトレーニングとはーー上腕二頭筋のトレーニングだ。
上腕二頭筋とは
筋肉の場所 | 腕の力こぶの部分 |
---|---|
主な働き | 肘を曲げる・肘から先を外側にひねる |
使用するステップ | ハウスダンス全般 |
鍛えるメリット | ハウスダンス(ステップ)がカッコよく見える |
上腕二頭筋とは肘を曲げた時に盛り上がる力こぶの部分であり、長頭と短頭の2つの筋肉から構成されている。
この筋肉を鍛えることでハウスダンスがカッコよく見えるようになるのだ。
そんな事を私が言っても「いやいや、ハウスはステップ中心だから。下半身メインだから」と笑って聞き入れない人間もいるだろう。
そんな視野の狭い輩には「飛びシャチ!」と叫びながらフライングボディプレスを喰らわさなければならないので覚悟しとけ。
ハウスダンスがカッコ悪く見える理由と上腕二頭筋
いいか、よく聞いてくれ。
諸君らもハウスダンスのステップがきちんと踏めているのに「なんかカッコ悪く見える」なんて感じたことがあるだろう。
その場合カッコ悪く見える原因は大抵腕の使いかたがカッコ悪いからだ。
たしかにハウスダンスはステップ中心のジャンルなので体幹や下半身の使い方ばかりを意識しがちだが、踊ってる最中に腕がだらんと下がっていると腕が不自然に目立ってしまい結果的にダンス全体がカッコ悪く見えてしまう。
そしてこれが重要なのだが、カッコよく踊るための一番効率的な練習方法はカッコ悪い部分を無くす練習をする事だ。
腕がブフラブラしてカッコ悪いなら、上腕二頭筋を鍛え腕の余計な動きを抑えることがハウスダンスをカッコよく踊る近道になる。
以上の理由から上腕二頭筋トレーニングは『ハウスダンスをカッコよく見せるトレーニング』と呼ばれるのだ!
上腕二頭筋トレーニング動画
上腕二頭筋は自重トレーニングでは刺激を入れにくいためダンベルやバー(懸垂)を使ったメニューが多いが、ハウスダンスでは筋肉を必要以上に大きくする必要はないのでチューブトレーニングで十分だろう。
チューブは安価な割にトレーニングできるバリエーションが多いので自宅でトレーニングするダンサーは是非1セットは持っといた方が良いだろうっていうか必須アイテムだから絶対持っといた方が良いからね。
チューブでのアームカール
アームカールをする際は肩の力が入らないように肘の位置を動かさないのがポイントだ。
チューブでのハンマーカール
次の動画は拳を縦にして行うハンマーカールで、特に上腕二頭筋の長頭に刺激を入れることができる。
ハウスダンスのステップ中はこのハンマーグリップ(ハンマーを握っているように拳を縦にした状態)で肘を曲げることが多いので、ハウスダンサーならチューブハンマーカールもトレーニングに取り入れよう。
この長頭が弱いと肘を曲げても手のひらが下を向き幽霊やピグモンのようにステップする度に手がプラプラするのでぜひ鍛えておくように。
上腕二頭筋トレーニングの注意点
注意するのは上腕二頭筋を鍛える場合は腕の裏側にある上腕三頭筋もバランスよく鍛えることだ。
これらの筋肉はお互いに釣り合うように働いているので、どちらかのみを鍛えると機能的にアンバランスが生じてしまう。
たまにステップに夢中になると無意識に拳が上がってしまうハウスダンサーがいるが、あれも上腕三頭筋(裏側)が上腕二頭筋(表側)よりも弱いことが原因の1つだと考えられる。
上腕を鍛えるときは二頭筋と三頭筋をセットでトレーニングするのがオススメだ。
そしてトレーニング後のストレッチも忘れずに行おう!
ハウスダンス上腕二頭筋トレーニングまとめ
- 上腕二頭筋を鍛えることでステップ時に腕のブラつきを抑え、ダンスをカッコよく見せることができる。
- ハンマーカールで長頭を鍛えれば手のひらのプラプラも抑えられる
「ステップがなんかカッコ悪い」「ダンスの時に腕がブラブラしてだらし無い」「肘を軽く曲げて長時間踊るのがシンドい」と悩んでる人はこの上腕二頭筋をトレーニングしてみてくれ。
腕の余計な動きが抑えられダンススがカッコよく見えるようになるはずだ。
それでは諸君、生きていたら第3講で会おう!