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菓道の太郎シリーズが本当にお菓子道を極めてるお話

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【2018年2月12日の日記】

焼肉さん太郎ってすごいネーミングだよね。

だって敬称の後に太郎だぜ。
普通【焼肉太郎さん】じゃない?

わかりやすく言えば桃太郎さんじゃなくて桃さん太郎って呼ぶようなもんだよ?

もし突然犬に『桃さん太郎、きびだんご下さい』とか言われたら『バグってんのかこの野犬』て思うよね。

でもね。

この【さん付け】で相手に敬意を表してそうで結果名前を呼び捨てにしちゃってる商品名がめちゃくちゃインパクトあって当時小学生の僕らの心を虜にしました。

というわけで、フラッと立ち寄ったコンビニで大人買いしましたよ。

僕の小学校時代、この太郎シリーズは遠足などの【お菓子トレード】でよく使われてました。

1枚10円だから計算しやすいんだよね。
ほとんど貨幣だよ。

ただ、僕が子供の頃は

  • 酢だこさん太郎
  • 蒲焼さん太郎
  • 焼肉さん太郎

しか種類が無かったからよくダブつきがおきてました。
だからよく価値が暴落してたんです。

『あー。今、焼肉さん太郎は手元に5枚あるから交換するなら2枚でハイチュウ1個だね』みたいな感じでよく足元を見られていたの。

結果、同じ値段でバリエーションの多い【うまい棒】の方がトレードでは使い勝手が良くていつしか【太郎シリーズ】はトレードではなく、マニアックな駄菓子フリークのアイテムになりました。

ちなみに同じく10円のお菓子、ヨーグル(モロッコヨーグル)もトレードの使い勝手が良かったんだけど、お調子者のハラダ君が大量に食べてバスの中でリバースして以来、僕の学年の遠足では禁止になってました。
あーーあ。

では、それぞれを超久しぶりに食べるね!
多分30年近くぶりだよ!!

  • 酢だこさん太郎

むせるほどの酸っぱさ。
太郎ソフトシリーズの代表格。
同社の【甘いか太郎】よりも甘さ控えめで僕は好き。

  • のし梅さん太郎

こちらもソフトシリーズ。
僕の記憶より、梅の風味が高い気がする。
気のせいかな。

ちなみにのし梅(のしうめ)は、

梅をすり潰し、寒天に練りこんだものを薄くのして乾燥して竹皮で挟んだ山形県村山地方の代表的な銘菓(ウィキペディア)

だって。
知らなかったよ。

つーか小学生に【のし梅】ってそんなメジャーお菓子じゃないよね。
それを題材にしたのはスゴい。

のし梅さん太郎が出た頃は

  • 梅ミンツ
  • 梅ガム
  • スッパイ梅にご用心

などの梅味がブームでした。

ちなみに僕は梅ジャムが好きだったけど、アレは単品で食べるよりスナック系に付けると大化けするアイテムだからちょっと別枠。

  • 蒲焼さん太郎

ハードシリーズのツートップの1つ。
ハードシリーズは手が汚れないから遠足の時はバスの中で重宝するよね。

いつも思うけど蒲焼きにしては辛いと思うんだ。
そこが美味しいんだけど。

これをご飯に乗せて食べたら鰻丼の味になるのかな。
長年の謎にして夢。

  • 焼肉さん太郎

ハードシリーズのツートップのもう1つ。

蒲焼さん太郎か焼肉さん太郎で小学校のクラスが割れた記憶があります。

僕が子供の頃、コレが一袋に2枚入ってた事があったんだけどあれはなんだったんだろう。

『バレたら駄菓子屋のおばさんにもう1枚分の代金を取られちゃう』と思って、暫くそこのお店行けなかったよ。
純粋な時代が僕にもありました。

味は蒲焼さん太郎よりも醬油味が強くてピリ辛。
蒲焼さん太郎の方が甘いです。

いつも思うけど焼肉の何の肉を再現してんだろう。
これも長年の謎。
もしかしてタレを再現なのかな。
でもそしたら焼肉のタレさん太郎が正しいよね。
名前に情報を詰め込みすぎだぜオイ。

・わさびのり太郎

これ、わりかし新しいよね。

敬称をつけてないので、今までの【〇〇さん太郎】というネーミング縛りを打ち破った商品。
衝撃でした。

『ネーミングのポリシーそんな重要じゃなかったんだ!!』ってね。
この時にネーミング縛りは【太郎】の方だったと気が付きましたよ。

発売当時は仲間内でも話題になって友達のアベ君が興奮しながら『ハードシリーズにヤバいの出たよ!』と僕を駄菓子屋に誘ったのを覚えています。

近所の駄菓子屋では全部売り切れていて結局自転車で隣町まで行ったんだよな。

駄菓子にしてはワサビの刺激が強いですから、一口目は結構鼻の奥が痛いです。ツンとくる味の駄菓子って当時そんなに無かったよね。

アベ君が食べながら『ヤベぇ、これが大人の味か…』と涙目で呟いたのが印象的でした。
彼は何がヤバかったのだろうか。

・ビーフジャーキー太郎

セミハードですね。
これも敬称を付けてません。

僕の子供の頃は無かったよ。
カタカナなのが現代風です。

胡椒が効いていて、味の再現率もすごく高い。
駄菓子よりはおつまみっぽくて、どちらかって言うとビールのお供だね。

ただ、ビーフジャーキーってもともと板状じゃん。

『うわー、ジャーキー1枚だけ食べたいわー』とか『もののけ姫ごっこするのには1枚で十分』ていう人向けだろうね。

よく考えたらわさびのりも元々板状だわ。

そんなこんなで童心に帰って一気に食べてしまいました!
満足したよ!!

このシリーズ相変わらず味の再現が高いわ。
子供相手の駄菓子に本気を出してる感がすごい。
菓道さん超かっこいい。

なんか調べたらもっといろんな味あるみたいだね。
今度時間ができたら探しに駄菓子屋巡りしようかなぁ。

菓道の太郎シリーズが本当にお菓子道を極めてるわってお話でした。

では僕は残ったビーフジャーキー太郎でもののけ姫ごっこでもしますね。
じゃ。

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