「近くにダンススクールがありません。独学でのダンス練習方法を教えてください」
ある日、こんなコメントが僕のYouTube動画に投稿されました。
ダンスをこれから始める人、特に独学で覚えようとしている場合は何を練習すれば良いのか想像つかないと思います。
初心者が独学で練習する際に意識するポイントは5つ。
- 基礎をしっかり身につける
- 鏡で動きを確認する
- カウントを覚える
- 繰り返し練習する
- ダンスを楽しむ
です。
今回はダンス初心者のための練習方法と注意点を詳しく解説していきます。
この記事参考にすれば独学でも効率よく上達できるはず。
それでは始めましょう!
独学練習方法①基礎をしっかり身につけよう
基礎は文字通りダンスの『土台』となる部分。
基礎さえしっかりしていれば応用的な動きをラクに覚えられるし、新しい振り付けにもすぐ対応できます。
ダンスの基礎は大きく分けると
- リズム感
- 基本ステップ
- バランス感覚
の3つ。
これらをしっかりと身につけることで、より高度なフットワークや振り付けの基盤ができます。
それぞれの練習方法を説明します。
ダンスの基礎①リズム感
ダンスは音楽のリズムに合わせて踊るもの。だからリズム感は超重要です。
どんなにカッコよく踊っていてもリズムが少しでもズレていたら台無しになるし、
逆にシンプルな動きでもリズムにばっちりハマっていればそれだけでカッコよく見えます。
リズム感の練習として、最初は音楽に合わせて簡単なステップを踏んでみましょう。
リズムトレーニングは次の3つの動画を参考にしてください。
・Lv. 1
・Lv.2
・Lv.3
ダンスの基礎②基本ステップ
基本ステップをマスターすることで、より複雑なステップや振付をスムーズに覚えることができます。
基本ステップはジャンルによって異なるため、独学ならばYouTubeで『〇〇ダンス 基本ステップ』と検索しましょう。
ハウスダンスの基本ステップ練習ならばこの動画がオススメ。
基本ステップは一度に全て覚える必要はありません。
無理のないペースで毎日少しずつ覚えてください。
https://housedance-mania.com/2023/05/15/learn-11-basic-h…-moves-beginners/
ダンスの基礎③バランス感覚
バランスが安定しているだけでダンスは魅力的に見えます。
なぜなら人間は安定しているものを美しいと本能的に感じるから。
ダンスを練習する時は
- 余計なブレを抑える
- 左右対称のシルエットで踊る
- ポージングでは正確に止まる
を意識しましょう。
基礎はダンスの『土台』ですが、基礎ばかりにこだわっているとダンスに飽きてしまいます。
基礎を身につけた後は自分が好きな動きや少し難しめの振り付けに挑戦してみましょう。
『基礎を磨く』と『自分が楽しめるダンス』をバランスよく練習することが大切です。
独学練習方法②カウントを覚えよう
ステップや振り付けを練習する時は、まず動きのカウントを覚えてください。
カウントを覚えるとダンスを覚えやすくなるだけでなく、リズム感やタイミング感覚を磨くことができます。
ダンスのカウントの数え方は
ワン・エン・ツー・エン・スリー・エン・フォー・エン・ファイブ・エン・シックス・エン・セブン・エン・エイト・エン
です(エンはAndの略。『エンカウント』『裏のリズム』と呼ばれます。ちなみにワン・ツー・スリーなど表のリズムは『オンカウント』と呼びます)
カウントを意識しながら動くのは、最初は戸惑うかもしれません。
しかし繰り返し練習することで自然と身につきます。
少しずつ慣れていきましょう。
カウントは大切です。しかしカウントに囚われすぎると動きが単調になります。
カウントを覚えた後はメロディーの抑揚やリズムの強弱など、音楽に合わせることを意識しましょう。
独学練習方法③鏡で動きを確認しよう
自分では踊れているつもりでも、実際は踊れていないのがダンスあるある。
練習する時は『鏡でクセや改善点を修正しながら』が鉄則です。
お手本と自分の動きはどこが違うのか、鏡で自分の姿勢や動きを常にチェックしながら完成度を高めましょう。
スマホなどで自分のダンスを撮影・確認するのもオススメです。
繰り返し見られるので細かいところまで改善点を探せるし、成長の記録にもなります。
鏡を見ながらの練習に慣れすぎると、鏡がない場合に不安になることがあります。
鏡はあくまでも自分のダンスを確認・修正するためのツール。
鏡に頼りすぎず、最終的には鏡がなくても踊れるようになりましょう。
独学練習方法④繰り返し練習しよう
ダンスは繰り返し練習することが重要。
どんなプロダンサーでも一度で完璧に踊れる事はほとんどありません。
自分が苦手なステップや振り付けは何度も練習して、頭と身体に覚え込ませてください。
最初は上手く踊れなくても大丈夫。
諦めずに練習すれば必ず踊れるようになります。
同じ動きを何度も繰り返すことで退屈に感じることがあります。
「つまらないな」と思いながら練習しても効果はありません。
対策として、練習テーマを複数用意してローテーションしたり曲を変えるなど、内容を少しずつ変化させて飽きない工夫をしましょう。
独学練習方法⑤ダンスを楽しもう
最後に、ダンスは楽しみながら練習しましょう。
もしも気分が乗らなければ無理に練習せず、休んで気分転換してください。
ダンスは楽しくなければ続けられないし、そもそも上手くなってもツマラなかったら踊ってる意味がありません。
1人で練習しても楽しくない時は仲間と練習してみましょう。
笑ったり励まし合ったりしながらモチベーションを高める事ができます。
僕の1番のダンスでの思い出はコンテスト優勝でもテレビ出演でもなく、仲間たちと笑いながら練習していた時間です。ダンス仲間ができると「ダンスって楽しいな」と心から思えるのでオススメです。マジで(遠い目)
ダンス初心者向け練習方法と注意点:まとめ
初心者が練習で意識するポイントは5つ。
- 基礎をしっかり身につける
- 鏡で動きを確認する
- カウントを覚える
- 繰り返し練習する
- ダンスを楽しむ
注意点は次の5つ。
- 『基礎練』と『楽しいダンス』をバランスよく練習する
- カウントだけでなく音楽に合わせることも意識する
- 最終的には鏡がなくても踊れるようにする。
- 反復練習をする時は飽きない工夫をする。
- 気分が乗らなければ練習を休む。
以上の内容を参考に練習すれば、独学でもダンスが上達するはずです。
ぜひチャレンジしてみてください。
あなたが楽しく踊れるようになるのを祈ってます!
「これからダンス始めようかな……」
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基礎のリズムから発展のフットワークまで丁寧にわかりやすく解説していきます。
緊張しないでも大丈夫。
クラスは幅広い年齢層で、レベルも初心者からベテランまで多くの方が一緒に踊っています。
それに僕の生徒さんたちは皆んな良い人たちばかりで最高ですから(自分で自分のクラスを褒めるのもなんですが、本当に優しい人ばかりなんですよ)
あなたと一緒にダンスできるのを楽しみにしています!
万里のレッスンスケジュールはこちらのページにまとめています。