YouTube動画に音声を入れてみました。
英語版の動画がこちらです。クオリティ高めに仕上がったので見てください。
動画に音声を入れた目的は2つあります。
1つ目の目的。
音声ガイドを入れることで、視聴者がより覚えやすくするためです。
五感をフル活用した方が記憶に残りやすいですからね。
例えば漢字や英単語など新しい言葉を覚える時も、ただ文字を眺めるだけより単語を呟きながらノートに書いた方が覚えやすいじゃないですか。
あれも
- 文字を書く→触覚
- 書いた文字を見る→視覚
- 自分の声を聞く→聴覚
と、五感の半分以上を動員してるからなんですね。
だから、目から入る視覚情報(文字・動画)だけでなく耳から入る聴覚情報(音楽・音声)を追加したんです。
遠くに離れていても、直接会ったことがなくても、いつも僕はあなたの成長を考えているんですよ。
2つ目の目的は、音声載せたらウケるかなと思ったんです。あわよくばバズるかなって。
まぁ、完璧な下心ですわ。
これも見てもらった方が早いですね。日本語版の音声動画はこれ。
どうですかこの音声のチョイス。
真面目な内容と声のギャップが最高じゃないですか?
この音声アプリ見つけたとき、めちゃくちゃツボにハマって色んな人に聞かせましたからね。
「なにこれ超ウケる!」
「この声ならダンス興味ない人も見るよ!」
「さすが万里さん!」
とお褒めの言葉もたくさんいただいたので、イケる!と確信して音声動画を作成したんです(2分弱の動画ですが、初の試みだったので3時間以上かかりました)
動画を公開した日(水曜午前0時)はドキドキして眠れませんでしたね。
「うはwwwやっぱ万里さん面白いわ」
「なんてユーモアあるダンサーなんだ」
「オレ男だけど抱いて」
なんて書き込みがコメント欄に溢れると思ったんです。
翌朝、速攻でパソコンでYouTubeチェックしたんですが、そんなコメント1個もありませんでした。
ていうか再生数が全然伸びてないの。
全国発信でスベってんの。
え、なにこれ。
YouTubeの不具合かと思ってスマホとタブレットからも確認しました。
うん。YouTubeに不具合なし。
てことは不具合は僕の方だと。
センスに不具合が起きてたと。うん。
…おかしい。
だってみんなウケてたのに。
間違いなくバズるはずなのに。
その事を仲間に相談したんですよ。
相談ていうかグチね。
グチっていうか泣き言なんですけどね。
「おかしくない?だってスタジオのみんなにはウケてたんだぜ?なのにこの再生回数は低すぎるだろ」
「万里さ、勘違いしてない?」
「勘違い?」
「キャラ設定を勘違いしてんだよ」
「キャラ…設定?」
「あぁ。確かにこの動画、現実やブログの万里を知ってる人なら十分に楽しめる内容だよ」
「だろ?」
「でも、YouTubeでのレクチャー動画じゃ万里のキャラは『真面目』じゃん。そのキャラしか知らない人がこの動画を見たら困惑するよ」
「どういうこと?」
「例えばさ。夏休み明けにマジメなクラス委員長が金髪で鼻ピアスあけてたら戸惑うだろ。イジッていいのかわからないだろ」
「なるほど。わかりやすいなそれ」
「だからな、YouTubeで『真面目』なキャラ設定をしたなら、それをブレさせちゃいけないんだよ。『真面目』な万里を好きな人達は、笑いとかギャップとか求めてないんだから」
「つまり、なにが言いたいんだよ」
「頑張って作った音声動画、ムダだったね」
久々に泣くかと思いました。
ーーー「音声、入れなくてよかったのかなぁ」
自宅に戻り、YouTubeチャンネルを確認しながら落ち込んでいたら英語音声動画にコメントがありました。
外国人男性から『❤️❤️❤️❤️』と書き込まれていたんです。
たったこれだけなんですが、荒んでる僕の心には温かくて。
速攻で『❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️』と返しました。
今なら抱かれてもいいと思いましたね。
そんなわけで。
今後、YouTube動画ではマジメな万里先生として従来どおり音声を入れないで配信していくことにしました。
「おいおい、音声ガイド入れたほうが記憶に残りやすいんじゃないのかよ」
と思われるダンサーの皆さんには、字幕を音読しながら見ることをおすすめします。
この音声入りの動画はめちゃくちゃレアなので、皆さんもぜひ見ておいてくださいね(CM)