今日、割とショックなことがありました。
聞いてください。
みんな、猫好き？
僕は好きです、猫。
まずは僕の猫愛から語りますか？
あ、この書き出しですでに解ると思うけど
今回は猫の話です。
尺は長めです。
まぁゆっくりしていってください。
そんでね。
僕は大河（実家の飼い猫）は当然だけど
外にいる猫達も好きなんです。
葛飾エリアなんか野良猫達も多いから
スタジオの行き帰りに相当興奮していますよ。
見つけたら即撮影ね。
おかげであそこら辺（四つ木公園周辺）
の猫達には完全に警戒されています。
初対面の子猫にも最近逃げらる始末。
多分、猫の連絡網で僕の写真でも
回ってるのかね。
もしくは僕からの
【コイツやべぇオーラ】
を野生の勘が鋭くキャッチしているか。
そして今年は自宅のカレンダーも猫です。
毎月めくる度に
『あぁああぁんもうコイツあざとい！』
『うあああぁぁぁモッフモフ！！』
と叫んでいます。
中には明らかに自分が可愛いの理解している
猫もいて、月影先生ばりに
『…恐ろしい子！』
と白目を剥いて驚嘆したりしています。
猫ってさ。
人間のことを
【なんかすげぇデカい猫】
と思ってるらしいんだよね。
わかるよ。
僕も自分のこと
【なんかすげぇデカい猫】
だと思ってるから。
Win-Winの関係ってヤツだね。
ちなみに、以前やってた番組で
猫特集やっていてさ。
大河が僕にじゃれてんだろうと
思ってた行動が
割と獲物を狙う時の行動だったので
びっくりしました。
大河たまに僕の顔を見ながら
「カカッカカカッ」
って鳴くの。
僕としては
『コイツ、人間の言葉で
何か伝えようとしてる…』
と感動したり
『なんかオジさんみたい…
コイツ、人間になろうとしてる…』
とワクワクしたりしてました。
『そんなに僕のことを想ってくれるなんて…』
てね。
この現象クラッキングって言うんだって。
そんでね、猫がクラッキングを行うのは
【昆虫や小型鳥類、爬虫類など獲物を捕まえる時】
【脳内では捕獲するイメージをしている時】
【アドレナリンが出てる時】
なんだって。
大河、どうやら僕のこと
【なんかすげぇデカい虫】
と思っていたみたいです。
僕完全に獲物。
大河完全に捕食者。
あーなんか言われてみれば思い当たる節あるわー！
大河がジャレる時、なぜか的確に僕のアキレス腱に
噛み付いてきてたもん！
しかも
『カプッ』
とかの愛情ある甘噛みじゃ無いの。
テレビで警察犬（シェパード）が
犯人役の腕に噛み付いて
決して離れないシーンってわかる？
完璧アレのノリで噛むの。
僕も能天気に
『あははコーイツー！』
とか
『オマエは犬（シェパード）じゃないだろー！』
とか言いながらジャレてました。
血を滲ませながら。
そういや今思い出したけど、
パソコン作業してる時とかも
背後から二の腕の後ろの部分に
噛み付いてきてたわ。
『もーサミシンボめー！』
とか言ってたけどアレか。
柔らかい部分を的確に狙ってきてたのか。
大河…恐ろしい子！
てことは葛飾の猫達も、僕のこと
『なんかすげぇデカい不審者』
だと思っているのかな。
いや、それはほぼほぼ正解か。
何この再認識。
軽く落ち込むね。
でも僕は、やっぱり猫が好きで。
なんなら
もたいまさこさん
室井滋さん
小林聡美さん
そして僕で一本連続ドラマでも
撮れるんじゃないかってくらい好きで。
三谷幸喜さんも僕に惚れるんじゃないか
ってくらいネコが大好きで。
そして今日。
帰りに裏路地で猫に遭ったんです。
普段見かけない子だったので嬉しくなって、
お近づきになろうと
『チッチッチチチ』
と舌を鳴らしたらさ。
『ああぁん？』
と人間のようなリアクションが返ってきました。
ビビりました。
せいぜい
『ナァ〜ン』
みたいな猫らしい返事かなーと
予想してたのでね。
あれ完全にキレてる人間の返事でしたよ。
低めのトーンで語尾にアクセントあって
最後上がるタイプの返事。
『ああぁん？⤴︎』
ね。
あとあの猫
『何見てんだよ』
とも言ってましたね。
人間の言葉で。
いや、耳には聞こえなかったけどなんて言うの？
直接脳内に語りかけてきたって言うか。
（…何見てんだよ…）
ね。
僕はただ友達になりたかっただけなんだけど、
もう完全にビビったよ。
もののけ姫で山犬が喋った時のアシタカの気分って
こんなんだろうね。
アシタカさんマジすげぇよ。
僕にはサンは救えないし
共に生きることもできないよ。
そんなこんなで。
割とショックを受けながら
トボトボ帰宅しました。
東京の風は生暖かく、
季節の変わり目を感じました。
週末の大都会は煌々と輝き、
その明かりに照らされた夜空を見上げ
呟きました。
『愛が届かなかった…か』
と。
そしてこの想いを皆んなにも伝えようと
決心したのです⇦今ココ
