2020年3月30日に記事を修正・更新しました。
ハウスダンスってどんな格好で踊ればいいの?
ハウスダンスに限らず、初めてダンスをする時ってどんな服装で踊ればいいのか気になりますよね。
僕もダンスを始めたての頃はいつも悩んでました。
ハウスダンスは基本的には動きやすければどんな格好でも問題ありません。
しかし、レッスンに参加したり仲間たちと練習するとなると話は別。
気合いを入れすぎて逆に浮かないか心配になったり、動きやすいと思っていた服が意外と窮屈だったり…
ダンス初心者はどんな服装がカッコいいのか、そして何が動きやすいのかなんて想像もつかないためファッション性と機能性を両立させることが難しいと思います。
そこで、この初心者向けハウスダンス服装ガイドではそんな悩みを解決すべくハスダンスの服装の選び方を初心者でもわかりやすく解説していきます!
今回はハウスダンスに向いているパンツの選び方を皆さんに解説します。
結論から言うと、プロダンサー/インストラクターである僕の意見ではストレッチ性の高い濃色のジョガーかスキニーがハウスダンスには絶対オススメ。
それではパンツ選びのポイントと注意点、そして僕がなぜそのアイテムをオススメするのかを解説していくので、一緒にじっくり読んでいきましょう!
パンツのサイズ:ジャスト〜タイト
パンツはジャスト〜タイトがオススメ!
一昔前ならハウスダンサーが踊るときはパンツもウェア同様に1〜2サイズアップで履くのが主流のスタイルでした。
これは10年以上昔の僕のダンス動画ですがパンツが恐ろしく太い(28インチが丁度の体型なのに34インチのパンツを履いています)です。
しかし最近ではこういった太めのパンツスタイルも「だらしない」や「部屋着っぽい」と言われるようになりました。
逆にオーバーサイズのトップにジャストからやや細めのパンツを合わせたYシルエットがハウスダンス界でも主流になりつつあります(世間では定番のシルエットになりましたが)
近年では素材も進化してジャスト〜タイトでも動きを邪魔しないストレッチ素材が増えてきたので是非試してみてください。
パンツは動きやすいのが1番ですが、ルーズなシルエットになりすぎないよう気をつけましょう
パンツの形:裾が絞れているシンプルなデザイン
裾が広がっていないシンプルな形がオススメ!
コーディネートに自信のない方は余計なポケットやコードなどのゴテゴテとした過剰な装飾が無い、シンプルなものを選びましょう。
また裾が広がってるタイプだとステップ中に裾を踏んで転倒する危険があるので、ヒモやゴムで絞れているものを選んでください。
ジョガーやスキニーのようにひざ下から足首にかけて細めに絞られてるシルエットなら足元にクッション(生地が余って裾がモタついてる状態)がたまらないのでステップの邪魔にならず、見た目もスッキリするのでおススメです。
ステップ中に裾を踏まないように裾が絞れているものを選びましょう
パンツの色:ブラックやダークネイビーの収縮色
色はブラックやダークネイビーといった濃色がオススメ!
なぜなら、それらは収縮色なので足が細く見える視覚効果があり、体型をうまくカバーできるだけでなく細かいステップをより目立たせることが出来るからです。
特に同色のシューズと合わせると足が長く見える視覚効果も期待できます。
グレーのスウェットパンツもダンサーファッションの定番でしたが、ヒザやお尻の汗染みが目立つうえにどうしても「ちょっとコンビニまで感」が強く出てしまうので、特に30代以降ならば避けた方が無難でしょう。
ただ、同じグレーのスウェットパンツでもテーパード(ひざ下がタイトに絞られてる型)されたものならヤボッたさが無くなります。
もしグレーを選ぶなら、形に注意してください。
濃い目の色なら汗も目立たないしステップも映えるのでおススメ
パンツのデザイン(模様):無地もしくはサイドライン
基本は無地!
多くの場合ウェアに柄があるためパンツにも派手な模様やデザインがあるとコーディネートがゴチャゴチャしすぎてまとまりがなくなるからです。
逆に無地のウェアに柄のあるパンツ(迷彩柄など)を合わせると下半身に目がいってしまい足が太く見えてしまいます。
ハウスダンス初心者でコーディネートに自信がないない場合は無地もしくはサイドライン(アディダスの3本ラインのようなデザイン)くらいに抑えた方が、どんなウェアとも合わせやすいのでオススメです。
基本は無地でシンプルなものを選びましょう。サイドラインはステップが映えるし足も長く見えるので1本は持っておきたいですね
NGなパンツは?:デニム生地や短すぎるショートパンツ、そして悪臭を放つもの
これは禁止というよりはマナーの問題です。
みんなで楽しくダンスをするためにも一人一人マナーを守ることが重要です。
デニムパンツは避けよう
クラブイベントやステージで履くなら問題ありませんが、レッスンでは話が別です。
デニム素材は動きにくいだけでなく色移りやリベット(金具パーツ)でフロアを傷つける恐れがあります。
特にスポーツクラブで禁止されているところが多いので注意しましょう。
素足で短すぎるショートパンツは避けよう
男女ともに露出度が高すぎるパンツは周りの人が目のやり場に困るので控えましょう。
もしショートパンツを履くなら下にスパッツやレギンスを履くと良いですね。
悪臭を放っているパンツは避けよう
長年使用している運動用パンツは汗をかくと腰の部分がどうしても臭ってしまいます。
乾いてる時は大丈夫なのに汗で濡れた途端に悪臭が…なんてこともよくある話。
ダンスで汗をかくのは仕方ないので、できるだけ臭わないように配慮しましょう。
オススメのパンツは?:濃色のジョガーorスキニー
個人的にお勧めするのはストレッチ性の高い濃色のジョガー、もしくはスキニーパンツ!!
スキニーに抵抗がある人はテーパード(ヒザから下が絞られている型)されたスウェットパンツでもアリですね。
ちなみに僕が実際にレッスンやショーで履いてるのもジッパータイプの黒スキニーか黒のジョガーです。
足元にダブつきがなく絞れているため、細かい足先のピポット(ツイスト)や膝のシルエットが綺麗に出てステップがカッコ良く見えます。
ただ、無名ブランドのスキニーやジョガーを買うとすぐに糸がほつれたり毛玉ができるので注意が必要。
そこでオススメなのがアディダスのラインジャージ。
最近はこれを履いてるダンサーも多いですね。
スポーツウェアの王道ブランドなので、耐久性も高くシルエットも計算されていてスタイリッシュです。
そこまで極端に細身な作りではないので、動きやすくコーディネートもしやすいはず。
そしてアイコニックなサイドラインのおかげでハウスダンスの足さばきがめっちゃ綺麗に映えます。
さすがアディダス。
「ウェアと合わせやすいパンツがいいけど無地なのはちょっと寂しいな…」なんて悩んでいたら買って損はありません。
ちなみにサイズが小さすぎると動きにくいだけじゃなく股の部分が破れる恐れもあるので注意してくださいね。
【2019年最新】初心者向けハウスダンスの服装ガイド/パンツ編:まとめ
- サイズ:ジャスト〜タイト
- 形:裾が絞れているシンプルなデザイン
- 色:ブラックやダークネイビーの収縮色
- デザイン(模様):無地もしくはサイドライン
- NG:デニム生地や短すぎるショートパンツ、そして悪臭を放つもの
以上がハウスダンス初心者にオススメするパンツ選びのポイントでした。
ハウスダンスを踊る時の服装で悩んだらぜひ参考にしてください。
次回はいよいよハウスダンサーの永遠のテーマ、シューズ編です!
お楽しみに!!