【2018年4月13日の日記】
新日本橋の歯医者さんに行こうとしてうっかり日本橋で下車しました。
予約の時間も迫っていたからかなり焦りましたよ。
でもね、みんな。
ここで慌てちゃいけないよ。
こういう時ほど落ち着いて行動しないとどんどんドロ沼化するからね。
自分で解決しようとせず解る人に指示を仰ぐのが最善策です。
というわけで。
駅員さんに『東日本橋ってどう行けば良いですか!?』と無意識に口走ってしまい、親切な説明に従ってそのまま東日本橋に到着。
どんだけ慌ててんだ自分。
明らかに見慣れぬ景色。
大都会の真ん中に立ち尽くす僕。
引いていく血の気。
遠くで聞こえる君の声…
…誰の声なんだよ。
軽く現実逃避をしてしまいました。
やっちまったミスった!
駅名間違えたか!!
まさか東日本橋って聞いたか僕!?
試しに1度小さく『東日本橋』と呟いてみました。
うん、言ったわ。
口が覚えてるもんこの動き、この発音。
割と直近で口にしたわ。
落ち着いて行動した結果、ドロ沼化したよ。
いや、向かってる途中から景色が新鮮っていうか違和感は感じてたんだけど、『さすが新日本橋!どんどん新しくしてるんだな!!』程度にしか思いませんでした。
中にはどう見ても築数十年経ってそうな通路や建築物もあったけど、やはり『さすが新日本橋!外国人観光客にウケるようにワザとレトロに仕上げて来たな!!これこそジャパニーズ・OMOTENASIだよ!!」と感動すらしてました。
ウソです。
本当は薄々気づいてる自分に言い聞かせながらです。
なんで人間ああいう時は途中で引き返せないんだろうか。
しかしっ!
過去を振り返り悔やんでも仕方ない!
僕には行かなきゃいけない場所(歯医者)があるし、待ってる人(先生)もいる!
何より守らなきゃいけない約束(予約)があるんだ!!
人混みをかき分け猛ダッシュで新日本橋まで向かいましたよ。
なんかあれだね。
大都会を走ってるとトレンディドラマの主人公みたいな気分になるよね。
僕の頭の中ではシャカタクの【Night Birds】がかかっていました。
なんならそのうち急な土砂降りになりズブ濡れで走る僕の横にスポーツカーが止まって、中から恋敵だったアイツ(東 幹久さん)が『乗れよ!アイツ5時の飛行機で行っちまうぞ!!』とか言って乗せてくれるんじゃないかなって思うくらい。
そんなこんなで。
結局土砂降りにならなかったし、僕の横にスポーツカーも止まらずに無事新日本橋に到着しました。
奥歯も無事に修理され、歯医者さんを出た時には1つ大人になった気分。
空を見上げたら、遠くであの声が聞こえた気がしました。
『芸能人は、歯が命』声の主は東 幹久さんでした。
(ここで米米CLUBの【君がいるだけで】がフェードイン)