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手作りポップコーン作ったらこの夏最高の思い出ができた話

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【2017年8月18日の日記】

今日は今年唯一の夏休み!
なのに体調不良だわ病院行かなきゃだわ都心は雨だわで何も出来なさそう。

でもこのままじゃせっかくの夏休みが台無しになってしまう!
夏の思い出を作らなければ!!!

ってことで、買ってきましたよ。

自分で炙って作るタイプの手作りポップコーン!
あのアルミのフライパンみたいなのに入っててガスコンロとかで振るとポンポン弾けるヤツ!

懐かしくない!?
僕が子供の頃はコンビニでも売ってた記憶があるけど最近見なくなったよね。

ちなみに僕はこれ未経験者です。
少年時代、母親と買い物に行く度にこのポップコーンをせがみましたが、毎回『火を使うからあなたが大人になったらね』と言われて袋入りのポップコーンを買ってもらってました。

母さんちげーよ!
結果じゃなくて過程を楽しみたいんだよ!
大人はいつも解ってくれない!!!
と思いながら袋ポップコーンを貪ったのを覚えています。
マイクポップコーンて昔から美味しいよね。

またある時、父親が『スーパーに買い物行くけど、何か食べたいモンあるか?』と聞かれて『自分でポンポンするポップコーンが食べたい!!』と答えた結果、赤い袋に【にんじん】と書かれたポン菓子を買ってこられた事もありました。

父さんこれもちげーよ!
もうポップコーンじゃないし【ポンポンする】の【ポン】の部分しか合ってないよ!!
つーか【自分で】の部分抜けてるよね!?
そこ一番重要だよね!!?
あと何でこのお菓子は袋に【にんじん】て書くの!?
子供ににんじんはそんなウェルカム要素ないよね!?
あと原材料はお米だよねこれ!!??
このお菓子の企画担当者とじっくり話がしたいよ!
大人は何も解っていない!!!

と思いながらポン菓子を頬張ったのも覚えています。
意外とうまいのねアレ。

そんなこんなでね。

大人になったら、あの手作りポップコーンを作ると決めていたのに、大人になったらなったでなかなか見つけられなかったのです。

もうショックでした。

僕はこれを経験しないで大人と言っていいのかと。
お酒とタバコと手作りポップコーンは二十歳を過ぎてからの嗜みですよ。
きっと大人の味がするんだろうなぁと夢見ていたのに。

だけども見つからないの。

いつしか時間が経ち、仕事に終われ、あれだけ夢見た手作りポップコーン熱も冷め始め、満員電車で窓に映る自分を見ながら『夢を諦めるのも大人の特技さ』なんて呟く毎日を過ごしていたらたまたま立ち寄ったスーパーで見つけたのです!!

時間が止まりました。
一瞬、少年の僕がそれを親ににねだる姿が見えました。

ハッと我にかえり、速攻で購入。
急いで自宅に帰り、落ち着いてそれを確認しました。

これだ!
弱火で作るやつ!
僕はもう大人だから自分で作れるんだ!!
原材料はコーン!
ポン菓子じゃないぞ!!!

もう興奮したね。
すぐに作りたい衝動を抑え、時間に余裕のある時にゆっくり作ってじっくり味わおうと決心しました。

そして!

それが!!

この夏休み(一日限定)だったのです!!!!

もうすんごいワクワク。
どんな風になるんだろう?
期待に胸を膨らませがら火にかけました。
ま、膨らむのはコーンの方なんだけどね。

僕「ふんふ~ん♪」
コーン「…」

僕「ふんふふ~ん♪」
コーン「…」

僕「ふ~ん♪」
コーン「…ポンッ」

僕「おっ!?」
コーン「ポンッ…ポンッ」

僕「おお!?」
コーン「ポンッ!ポポンッッ!!ボン!」

僕「おおおおぉおおッ!?」
コーン「ポンポポンッ!ポンッ!ポンッポンッ!!

ポンポポボン!ボンッ!!ボボボンポン!パンパンッポン!」

僕「ううぅうわあああアァああああ!!!!!」

大の大人がキッチンで大騒ぎ。

何あれすごい怖い。
ラストの追い込みとか半端ない。
なんか飛び出してくんのかと思ったよ。
これは大人じゃなきゃ危ないわ。
つーか大人の僕でギリギリの難易度。
R20指定にしたほうがいいよ。
つーことはアウトレイジより刺激が強いってことね。

そして念願の出来立てポップコーンの味はやっぱり大人の味がしました。

僕、また一つ大人になりました!
最高の夏の思い出ができたよってお話でした。

今度はポン菓子作ってみようかな…

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