「万里さん、最近すごい人気じゃない。きっとモテモテなんでしょう?」
友人や会員さん達からよく聞かれます。
それもこれも、10月中旬にYouTubeのチャンネル登録者数が3万人、Instagramのフォロワーが10万人を達成したからなんです。
【Youtubeチャンネル登録者数】
【Instagramフォロワー数】
(昨日撮った写真。1ヶ月経過したので数字が少し増えてます)
SNSのフォロワーが合計で15万。
わかりやすく例えれば、これ東京の武蔵野市の人口とほぼ一緒ですよ。
そりゃ街歩いてたら500mに一回は「もしかして万里さんですか…?」なんて声かけられてると思いますよね。
そこで今回のブログでは、近況報告もかねて僕のモテっぷりをお伝えしようと思います。
*
夕方の帰宅ラッシュで人が溢れる上野駅構内。電車が遅延したため次の乗り換えに速足で向かっていた時の事でした。
人混みの中、僕の目の前を大学生くらいの男女が歩いていたんです。
どこかぎこちない歩き方の二人。
ピッタリと横に並び、手を繋ごうか戸惑っているようにも見えます。
「今日、人が多いな」
「うん」
「迷子になるなよ」
「ひどーい!ならないもん」
前から聞こえる二人の会話。
声のトーンから察するに、お互いに特別な感情を抱いているけどまだ恋人ではないだけ。
いわゆる『友達以上、恋人未満』の雰囲気でした。
いつでも手を繋げるようお互いに腕の振りを合わせているため、歩き方がぎこちないのでしょう。
まさに青春。
お酒を飲みながら二人の淡い距離感を間近でじっくり見守りたい衝動に駆られました。
しかし残念ながら今の僕には時間がありません。
申し訳ないと思いながらも二人の間をすり抜けようとした、その時。
「ほら。はぐれるなよ」
ついに男性から手を繋いできたのです!
照れくさいのか、彼はソッポを向いたまま。
ぶっきらぼうに腕を後ろに伸ばし、手をギュッと握りました。
僕の。
無意識に「えっ……」って言っちゃったよ。
追い抜こうとした時、ちょうど彼と僕の腕の振りが噛み合ってしまったんですね(手を握られた瞬間、小田和正の『ラブ・ストーリーは突然に』のイントロが脳内に流れました)
彼はまだ間違いに気付いていません。
どうしたら良いかわからず女性の方を見ると彼女と目が合いました。
彼女も「えっ……?」って言ってました。
ダメだ。
勇気を振り絞って手を繋いだ相手が中年男性だなんて、彼が不憫すぎる。
無言で手を振りほどく事もできますが、それでは彼が恥ずかしい思いをするかもしれません。この後の二人のデートに支障をきたす可能性すらあります(すでに支障をきたしてると思うけど)
そこで相手が気まずくならないように
『ハハハ、間違えてますよ。彼女と手を繋いでくださいね』
と余裕を持って紳士的に伝えようとしたところ、なぜか動揺してしまい
「あの、彼女にしてください…」
と『勇気を出して告白する内気な女の子』みたいにセリフになってしまいました。
無言で手を振りほどけばよかった。
異変を感じて振り返った男性の顔には恐怖の色が滲んでいました。
*
ここまで長く書きましたが、何が言いたいかっていうと
フォロワーどんだけ増えても全然モテませんわ。
ということです。
まぁ別にモテるとか全然興味ないんですけどね。マジで(涙目)
これからも解りやすいダンスと素敵な音楽、そしてほんの少しの泣き言を皆様にお届けできるよう精進してまいりますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは。