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まるで映画のような出会いでした

日常での雑記
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あれは金曜日の夜、レッスンに向かうために電車で移動していた時のことでした。

つり革を掴んでいたら突然その手を優しく包み込むように握られたんです。

驚いて横を見ると相手も「あっ」と少し驚いた後に「なんかテレますね」と微笑みながら話しかけてきました。僕の手を握ったままで。

ーーまるで映画のワンシーン…でした。

こんなブログを書くと「あぁ、大都会にはロマンスがいっぱいあるんだなぁ」と思われるかもしれませんが、本当にその通りですよね。

しかも僕は昔からそういう出会いを引き寄せますからね。

相手の顔をよく見たら頬も紅く目もトロンとしていて酔っ払っているようです。

きっと周りをよく見ないで、とりあえず近くのつり革を掴んだのでしょう。

だけどもそこは【ダンス界きってのジェントルマン】こと僕。

「大丈夫ですよ」と冷静に、そして笑顔で返しました。

そしたら相手は軽く会釈して「じゃあ」と言ってから改めてつり革の僕の手を優しく握り直してきたんです。

僕の言った「大丈夫」ってそういう意味じゃないんですけどね。

ーークリスマス直前、大都会の地下を走る電車の中で起きた出会い。

1つのつり革から始まる物語。

本当に映画みたいで、なんなら電車内のスピーカーから小田和正の『ラブストーリーは突然に』が流れても違和感が無いような完璧な展開。

ただ、残念だったこともありました。

この映画のような出会いで唯一残念だったのは、肝心の相手が

泥酔したサラリーマン(50代くらい)

だったんです。

「映画と言っても『おっさんずラブ』じゃねぇか」と心の中で叫びました。

こんなブログを書くと「あぁ、大都会には危険がいっぱいあるんだなぁ」と思われるかもしれませんが、本当にその通りですよね。

しかも僕は昔からそういう出会いを引き寄せますからね。

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