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【初心者必見】ハウスダンスフロアー技ドルフィン(シャチ)をスロー動画で練習

ハウスダンス初心者向けドルフィンのやり方
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2021年1月15日に動画を最新版に変更し、記事内容を更新しました。

ハウスダンスインストラクターの万里です。

ハウスダンスのフロアー技『ドルフィン(シャチ)』が出来ないと悩んでいませんか?

この記事では、そんな人に向けてハウスダンス『ドルフィン』のコツや注意点、応用を解りやすく解説していきます。

本記事を参考にすれば簡単にドルフィンが出来るようになります。是非参考にして下さい!

ハウスダンスのドルフィン(シャチ)とは?

ドルフィンはハウスダンスの代表的なフロアー技。人によっては『シャチ』とも言いますね。

床に手をついた状態でジャズダンスのドルフィンを行うのでドルフィンと呼ばれます(諸説あり)

ほとんどのフロアー技に繋げられるほど使い勝手がよく、バリエーションも豊富(バリエーションは後で紹介)

ソロではもちろんチームでの振り付けでもよく使われます。

ハウスダンス ドルフィン(シャチ)の動画とやり方

それでは誰でも出来るドルフィンのやり方と注意点を動画で解説します。

最初に初心者がやりがちなドルフィンの間違えたやり方を3つ、その後に正しいフォームのポイントを9つ紹介します。

初心者がやりがちな間違い3つ

初心者に多いドルフィンの間違いは3つ。

  1. 顔が前や床を向いている
  2. 腰が反っている
  3. 後ろ足が浮いている

それぞれを詳しく説明します。

顔が前や床を向いている

顔が前を向いているとドルフィンした時に背骨が反って腰を痛めてしまいます。また床を向いていると鼻やアゴを強打する危険があります。

顔は横に向けましょう。

腰が反っている

ドルフィンした直後に上体を起こすと腰が反ってしまいケガをしてしまいます。

なにより上体だけ起こした姿はドルフィンよりもオットセイみたいでカッコよくありません。

ドルフィン直後は上体を伏せたままにしましょう。

後ろ足が浮いている

後ろ足が浮くと両腕に全体重がかかってしまい、潰れるように落ちてしまいます。

これではドルフィンの『徐々に落ちる』という滑らかなダイブが出来ません。

後ろ足は滑らせるようにスライドさせましょう。

スニーカーが床に引っかかってスライドしにくい場合は、厚手の靴下で練習するのがおすすめです。

ドルフィンの正しいやり方9ポイント

それではドルフィンの正しいフォームを解説します。以下9つの点に注意してください。

  1. 手は肩幅よりも拳一つ広めに置く
  2. 手の位置は目線の下に来るようにする
  3. 両腕と左ツマ先で身体を支える
  4. 左ひざを伸ばす
  5. 右脚を曲げる
  6. 天井を蹴るイメージで右脚を蹴る
  7. 両腕の間をくぐるように頭を通す
  8. 顔を右に向ける
  9. 右足を外側に蹴る

それぞれを説明します。

①手は肩幅よりも拳一つ広めに置く

手の幅が広すぎたり狭すぎると腕に力が入らず身体を支えることができません。

肩幅より拳一つ広めに手を着きましょう。

②手の位置は目線の下に来るようにする

手をつく位置が目線より遠すぎたり手前すぎると潜り込むような滑らかなダイブが出来ません。

目線の下に手を着いてください。

③両腕と左足のツマ先で身体を支える

腕だけで身体を支えようとするとすぐにつかれてしまいます。両腕と左つま先の3点で体重を支えましょう。

これからドルフィンを始める人はこの3点で身体を支える練習から始めてください(10秒間キープを3セット出来れば十分です)

④左ひざを伸ばす

左ヒザを伸ばすことで腰の位置が高くなり、ドルフィンのシルエットがキレイになります。

⑤右脚を曲げる

右脚はキックするために予め軽く曲げておきます。

⑥天井を蹴るイメージで右脚を蹴る

天井に向かって右脚を蹴ります。ヒザから先を払うように力を抜いてけるのがポイント。

⑦両腕の間をくぐるように頭を通す

頭の先から両腕の間をくぐります。

この時、胸から真下に落ちないように注意してください。ただの3点腕立て伏せになってしまします。

⑧顔を右に向ける

顔が床を向いたままだと鼻やアゴを打ち付ける危険があります。

顔は横に向けましょう。

顔の向きは蹴る足と同じです(動画のように右脚を蹴る場合は右に、左足を蹴る場合は左に向けます。蹴る脚と反対に向けると身体がねじれてケガをします)

⑨右足を外側に蹴る

右脚を蹴ってダイブした後は、右脚を外側に逃して落下の勢いを消しましょう。

ドルフィンをやりやすくするトレーニング

ドルフィンを効率よく簡単にマスターするには筋肉トレーニングが欠かせません。

ドルフィンでは主に

  • 上腕三頭筋(腕の後ろ)
  • 三角筋前部(肩の前)
  • 大胸筋上部(胸の上)
  • 脊柱起立筋(背中の筋肉群)
  • 大殿筋(おしり)

の筋肉を使います。

この中で特に重要なのは大胸筋上部。

ここをトレーニングして使えるようにしておくとドルフィンの滑らかさ安定感が大幅に向上します。

詳しいトレーニング方法はこの記事にまとめているので読んで下さい。

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【初心者必見】ハウスダンスフロアー技ドルフィン(シャチ)をスロー動画で練習:まとめ

以上がハウスダンスのフロアー技『ドルフィン(シャチ)』の解説でした。

一見すると腕の力が必要に思えますが、実際はバランス感覚が重要な動きです(腕の力もある程度必要ですが)

ケガをしないよう、少しづつマスターしていきましょう!

自宅でのダンス練習・オンラインレッスンに必要な道具をまとめた記事はこちら。合わせて読んでください。

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