伝説のユニコーン

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「今朝採れたヤツだから、生で食べると果物みたいに甘いよ」
そう言われて、友人から生のトウモロコシを五本もらいました。
過去に何度も同じセリフで野菜をもらった事があります。でも、本当に果物みたいに甘かった事なんて残念ながら一度もありませんでした。
「野菜のつもりで食べたら甘いけど、果物のつもりで食べたら物足りない」そんなパターンばっかり。
だって、果物は
【食後のデザートに出されても納得出来るレベルの甘さ】
でしょ?
かたや野菜って
【サラダとしてご飯と一緒に出る副食】
じゃないですか。
食べるタイミングが全然違う。果物と野菜は交わらない存在なんです。
サラダの中のリンゴやミカン、酢豚のパイナップルを見てくださいよ。
「お前の居場所はここじゃないから」感がすごいじゃないですか。
果物が野菜になれないのと同じで、「果物みたいに甘い野菜」なんか存在しない。
それは空想上の存在、そう、伝説の一角獣「ユニコーン」と一緒。
そう思いながら自宅で頂いたトウモロコシを生で一口かじった瞬間、「えっ……」と声が漏れました。
驚くほど甘くて、頭の中で今までの常識が全部ひっくり返ったんです。
何あれ。本当に野菜?果物じゃないの?デザートに出されても納得出来る。むしろ、ちょっと引くくらい甘かった。
野菜で「喉が乾くほど甘い」なんて体験初めてでした。
果物みたいに甘い野菜、現実にあったよ。そんなの空想上の存在かと思っていたのに。
あ。
そうか。
ユニ「コーン」
か。
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