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愛を語るよりトイレの音楽について語りたい。

ハウスダンスインストラクター万里の日記
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デパートの個室トイレに入ったら音楽が流れてきました。

天井のスピーカーから聴こえてくる川のせせらぎ、虫の声、そして優しいピアノの音色…

その時ふと思ったんです。

なぜトイレの音楽ってキレイなものばかりなのでしょうか。

リラックス効果?でも僕はキレイな音楽が流れると美しい空間を自分の排泄物で汚すような罪悪感を感じて全然リラックスできません。

消音効果?排泄音をごまかすためだとしたらもっと適したジャンルがあると思うんですよ。

だってピアノの音だとオナラとか逆に際立ちません?

演奏会でも軽く咳しただけで目立つじゃないですか。あれと同じで。

排泄音をカモフラージュするならデスメタルの方が向いてると思うんですよね。

そしたらオナラしても

「デスボイスかな?」

と誤魔化せるはずなんです。

というか、そもそも

川のせせらぎとピアノが同時に聴こえる状況って怖すぎ

じゃないですか?

絶対にあり得ない組み合わせだと思うんですけど、一体どんな状況なんでしょうか。

登山中に小川を見つけたら森の奥からピアノが聞こえてくるの?

絶対に異世界の入り口だって、それ。

いつの間にかピアノも『世にも奇妙な物語』のテーマ曲になってるヤツでしょ。

「落ち着けよ。美しい大自然のなか、白いドレスを着た女性がグランドピアノを引いているのさ。なにが怖いんだよ」

そういう意見もあるでしょう。

絶対にキツネだって、それ。

化かされて気がつけば肥溜めに肩までドップリのパターンですよ。

森の奥から素敵な音色が聴こえたら十中八九が妖怪変化だって『日本昔ばなし』で市原悦子さんも言ってたし。

仮にそれが異世界でもキツネでも無かったとして、森の中でグランドピアノを弾いてる人間がいた場合。

それは純粋に怖いって。

だって今まで聞いたことないもん。

登山中に野生のサルやクマに会ったというのはニュースでも聞いたことあるけど、

「野生のピアニストに会った」

だけは聞いたことがない。

そして野生のピアニストに遭遇したとしても、そんな状況下で「よしトイレしよう」とはならないでしょ。

なったとしたらソイツの思考回路が一番怖いって。

なんて個室トイレのBGMについて考えていたら、いつの間にか音楽が止んでいました。

「これで落ち着いて用が足せる」

そう思った次の瞬間、波の音と優しいウクレレが聞こえてきたんです。

絶対にコニシキだって、それ。

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