今の話

僕と月曜日。

ハウスダンスインストラクター万里の日記

11月2日・月曜・雨

スタジオでレッスンの準備をしていると会員さん達の雑談が聞こえてきました。

それは

「子供の頃から月曜日はキライだったけど、万里さんのレッスンに出会ってからは月曜日が好きになった」

という内容で、聞こえた瞬間に嬉しくて小躍りしそうになりました。

そこで思い出したんです。

「僕も月曜日はキライだったなぁ」

ということを。

しかも雨なんて降ってたら超最悪。

どれくらい雨の月曜日が苦手かというと、大学時代に就職課職員に「月曜に雨が降ったら休みになる職業はありませんか」と本気で聞いたほど。

そんな職業は南の島の大王くらいしか無いのですが、とにかくそれくらい雨の月曜日が憂鬱で仕方なかったんです。

でも、何がキッカケか思い出せませんが、いつの間にか天気や曜日に気分が左右されなくなりました。

もしかしたらこれが『大人になる』って事なのかも…

「ちょっと先生ー?聞きましたー?今、○○さんが良いこと言ってましたよー」

ボンヤリ考えていると、会員さんから声をかけられました。

「聞いていましたよ!」と答えようとした瞬間、こんな考えが脳裏をよぎりったんです。

ーーー「聞いていませんでした」と答えれば、もう一度『万里さんのおかげで月曜日が好きになった』という素敵なフレーズが聞けるんじゃないのか?

そう。ホメのアンコールですよね。

「聞いていたけど嬉しかったのでもう一度おっしゃって下さい」と素直に言うことも出来ますが、そしたら「あらあら万里さん、褒められ慣れてないのね」と笑われてしまうじゃないですか。

先生としてのメンツを保ちつつ、ホメをアンコールするにはトボけるのが最適解だと考えたのです。

「聞いていませんでした」

ゆっくりと振り返りながら答えると、会員さん達は僕の顔を見て言いました。

「先生、目がニヤケていますよ。聞こえていたでしょ」

完璧にバレていました。

「いや、本当に聞こえてなかったんですって。もう一度言って下さい!みんなに聞こえるように大きな声で!ほら!!」

「絶対に聞こえてたじゃないですか(笑)」

結局笑われました。

そして、みんなと笑いながら再び思い出したんです。

「あぁ。雨の月曜日が平気になったの、インストラクターになってからだ。毎週みんなと会えるのが楽しみで、天気や曜日が気にならなくなったんだ」

ということを。

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