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アラフォーが愛にはさまれて葛藤してる話

日常での雑記
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最近、ちょっと困っているんですよ。

内容が少し複雑なので、あなたに置き換えた例え話で説明しますね。

ーーあなたは女性で、まだ恋愛をしたことがありません。

人生に恋人が必要だと思ったことがないからです。

しかし運命の男性「A」に出会い、あなたは一目で恋に落ちました。

Aと連絡先を交換して一緒に遊ぶようになり、あなたは恋愛の素晴らしさ、そして特定の人を愛する尊さに気がつきます。

2人はまだ恋人ではありませんが、あなたは確実にAを愛しているし、相手も同じ思いだと強い確信があります。

「Aに気持ちを打ち明けよう」次の日曜日、いつも2人でお茶するカフェで告白する決心をしました。

しかし待ち合わせ当日、Aは約束の場所に現れませんでした。

彼にどんなに連絡をしても繋がりません。

こんなことは初めてで、あなたは3時間近く待ち続けた後にお店を出ました。

そしてAを忘れるために、彼からの連絡を着信拒否にしたのです。

それ以降はAと連絡はもちろん、直接会うこともありませんでした。

しばらく経ち、深い暗闇の中にいるあなたにある人間が手を差し伸べてくれました。

それはAに見た目も中身もうりふたつの人間、「B」です。

あなたは当然、Aの面影をBに重ねました。

「BはそっくりだけどAの代わりなんていない、Aの代わりなんて誰にも務まらない」

もう誰とも恋なんてしないと思っていましたが、Bはあなたを優しく包み込んで心のキズを癒してくれました。

最初はBにAの面影を重ねていたあなたでしたが、次第にB本人の人間性に惹かれ始め、やがてあなたはBと付き合うことになりました。

Bはあなたの負った深い悲しみもキズも全て理解した上であなたと恋人になったのです。

Bと恋人になって一週間ほどたったある日、あなたの前に突然Aが現れます。

「待たせて、ごめん」

Aはそう言ってから、あの日待ち合わせに現れなかった理由を説明してくれました。

カフェに向かう途中で交通事故にあったこと。

意識不明の重体になり、目が覚めたのは2日後だったこと。

すぐ連絡を取りたかったが事故の衝撃でスマホのデータが消えていたこと。

退院して以前もらったメモから電話番号を見つけ電話をかけたがなぜか繋がらなかったこと。

そしてあの日、自分も告白しようと決心していて、今もあなたを心の底から深く愛していることを伝えたのです。

最後にAはあなたの目を見ながら言いました。

「付き合ってください」

と。

ーー長い例え話になりましたが、この場合あなたならどうしますか?

AとB、2人の外見や内面、経済力はほぼ同じ条件です。

Aはあなたにとって初恋の人でまだ未練があります。

Bはあなたの全てを理解し、支えてくれたので感謝しているし何より今は恋人です。

Aと付き合うなら、あれだけ支えてくれたBと別れなければいけません。

しかしBとの交際を続ければ、今後はことあるごとにBとAを比較してしまいます。

あなたを苦しめてるのはAの存在か、Bの存在か、Aへの未練なのか、Bへの罪悪感なのか。

ここでカギになるのは「愛」です。

愛が無いから苦しんでいるのではなく、愛があるゆえに苦しんでいるのです。

その愛が同カテゴリーで同レベルになればなるほど心の天秤は拮抗し揺らぎ続けます(そのためにAとBを同条件にしました)

「愛」同士が共存出来ない場合、それは摩擦して葛藤を生み出します。

なぜ愛は人を癒す最大の要素なのに、時として人をここまで苦しめるのか。

いや、傷つくことをわかっていながらそれでもやはり愛を手に入れようとするのが人間なのかもしれません。

なんて愛について2日間ほど考えていまして。

だけどアレだよね。

ここで「2人同時に付き合う」ではなく、きちんとケジメをつけてどちらかとしか付きあわないと決めてるあたりに、僕の純情さがにじみ出てますよね。

ほら、僕って誠実さがウリじゃないですか。

通り名が「ダンス界の誠意大将軍」ですからね。

こちらも背中に「誠」の字を背負って踊っているんだから当然ですよね。

そもそも、なんでこんな事を考えてたって言うと、最近似たような状況になったんですよ。

「さすが万里さん、モテモテっすなぁ」と思うかもしれませんが違いますよ。

相手は人間じゃないです。

「じゃあまたネコの話か」と僕と付き合い長い人は考えるでしょうが、今回はネコでもありません。

ていうか生き物ですらありません。

実は現れたんですよ。

紛失したと思って諦めてた水筒が。

新しい水筒を買った1週間後に。

この2つ、見た目も性能もほぼ同じなんです。

「水筒2つあるならローテーションで使えば良いじゃん。出てきて良かったね」で終わる話なんですが、なんかモヤモヤしてて。

このモヤモヤがなんなのか掘り下げていったら、「どうやら愛だな」と行きつきいたんです。

そして皆んなに共感してもらおうと先ほどの例え話をさせていただきました。

最初に買って無くしたタイガーの水筒が【男性A】です。

タイガー魔法瓶の水筒

タイガーを無くしてから新しく購入したサーモスが【男性B】です。

ステッカーまで貼っているので「付き合っている状態」ですね。サーモス水筒にステッカーを貼った

 

同じ見た目ですよね。

それを踏まえて次の写真を見ると

タイガーとサーモスの水筒を並べてる修羅場です。

そして

サーモスがバラバラになってタイガーが見下ろしてる事件現場です。

つまり何に困っているかというと、僕はアラフォーなのにこんな事して遊んでるのがめっちゃ楽しい、という事実に困ってるんです。

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